ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン、コンパニオンアニマルヘルス製品の自社販売を開始
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(BIVJ)は7月1日より、動物用医薬品「メタカム(R)」および犬猫用栄養補助食品「ビアクタン(R)プラス」といったコンパニオンアニマル製品について独自の特約店を通じて自社販売を開始します。これまでBIVJのコンパニオンアニマルヘルスについては販売権をメリアル・ジャパン株式会社に委託し、両社のコ・プロモーションのもと、ゼアノック日本全薬工業株式会社を通じて販売されてきました。従来よりも一層、カスタマーである動物病院との関係を強化しそのニーズに的確に対応することが、このたび自社販売を開始する主目的です。
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは日本ベーリンガーインゲルハイムの100%子会社で、ベーリンガーインゲルハイムのグローバルでのアニマルヘルス事業の重要な一翼を担っています。既存製品のほか、今後ともグローバルで持つ多くのノウハウの蓄積を基盤に、有用なコンパニオンアニマルヘルス製品を日本でも開発、市販化することで、コンパニオンアニマルの生活の質(QOL)の向上に貢献していきます。
このたび自販を開始するコンパニオンアニマルヘルス製品は「メタカム(R)」および「ビアクタン(R)プラス」です。
「メタカム(R)(一般名:メロキシカム)」はベーリンガーインゲルハイムが開発した新世代の非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAID)で、経口剤は犬の運動器疾患に伴う炎症及び疼痛の緩和および注射剤は術中・術後の疼痛管理に認可され、世界で最も広範に使用されている犬用NSAIDのひとつです。今後は「みえない痛みに、見える愛情を」をキャッチフレーズに、痛みに苛まれる犬の発掘、治療に努めます。
「ビアクタン(R)プラス」は犬猫用栄養補助食品で、ガンマリノレン酸を主とする必須脂肪酸とビタミンEなどの抗酸化物質を含むものです。
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンの代表取締役社長ブルース・クイン博士は、「当社では昨年12月に大規模な組織変革を実現し、開発、販売、カスタマーサービスといった一貫した体制を構築しました。従来の豚、牛、家禽といった畜産用製品に加え、コンパニオンアニマルについても、世界で培った経験に基づく充実したカスタマーサービスおよび新製品を提供し、確固たる市場での地位を確立していきたいと考えています」と抱負を述べました。
「メタカム(R)」
「ビアクタン(R)プラス」
(※製品画像あり)
ベーリンガーインゲルハイムについて
ドイツのインゲルハイムに本拠を置くベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業の一つで、2005年度の売上高はおよそ92億ユーロ(約1兆3,000億円)になりました。1885年の設立以来、人々と動物の健康および保健医療の向上に寄与すべく、世界各国の市場に革新的な医薬品を送り出してきました。
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは、ベーリンガーインゲルハイムグループの一員です。日本のアニマルヘルス市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルヘルス分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。
ベーリンガーインゲルハイムについての詳細情報は:
http://www.boehringer-ingelheim.com(ベーリンガーインゲルハイムグループ)
http://www.boehringer-ingelheim.co.jp(日本ベーリンガーインゲルハイム)
からご覧いただけます。