富士通、仏アルカテル社と3G W-CDMA移動無線システムビジネスにおける提携形態の変更に合意
移動体通信分野の提携形態の変更について
当社はこのほど、アルカテル(本社:フランス、会長兼CEO:セルジュ・チュルク)と3G W-CDMA移動無線システムビジネスにおける提携形態の変更に合意しました。当社は2000年11月に、アルカテルと3G W-CDMA移動無線システムの開発を目的として、合弁会社「エボリウムSAS」を設立しました。その後、エボリウムSASは最先端のW-CDMA移動無線システムの開発に成功し、現在、同システムは世界中の数多くの移動体通信事業者様のネットワークで稼動しています。今回の合意にともない、当社は保有するエボリウムSAS株式をアルカテルに譲渡し、エボリウムSASはアルカテルの100%子会社となります。当社は従来どおりアルカテルとのW-CDMA 移動無線製品の開発とビジネスでの緊密な協力を継続し、お客様のニーズに応えてまいります。
【エボリウムSAS の概要】
1. 社名: エボリウムSAS(Evolium SAS)
2. 会長: マーク・ルーアン(Marc Rouanne)(現アルカテル移動通信部門社長)
3. 所在地: フランスベリジー
4. 出資比率: アルカテル66%、富士通34%
5. 事業内容: W-CDMA 方式およびGSM 方式の移動通信無線システムの開発およびサポート
6. 株式譲渡時期: 2006年7月31日
以上
