損保ジャパン、中国の損害保険会社「渤海財産保険」と提携
中国において渤海財産保険股■有限公司と提携
-中国全土における保険事業展開の基盤づくり-
株式会社損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」、社長:佐藤 正敏)は、中国の損害保険会社である渤海財産保険股■有限公司(以下「渤海財産保険」)と、本日、提携しました。
今後、損保ジャパンと渤海財産保険は、日系企業を中心とした顧客に対して、顧客満足度の高い商品・サービスを提供してまいります。
※■はにんべんに「分」という文字。
1.提携の概要
(1)保険業務に関する情報交換
(2)人材交流
(3)技術・ノウハウの交換
2.提携の狙い
天津市は、北京市、上海市、重慶市とならび、中国の4中央直轄市の一つとして重要な位置付けにあります。近年、長江デルタ経済圏、珠江デルタ経済圏とならび、環渤海経済圏が注目を集める中、2005年10月に発表された「第11次5カ年計画」では、天津濱海新区構想が発表され、同地域への投資案件がますます増加することが見込まれ、今後の経済発展が大いに期待されています。
渤海財産保険は、天津市政府関係の損害保険会社であり、損保ジャパン、渤海財産保険の両社は、今回の提携を通じ、天津市を中心に顧客に対するサービス提供を共同で行っていきます。
創業間もない渤海財産保険は、本提携によって、損保ジャパンの有する保険に関する高度なノウハウを得ることが出来ます。
一方、損保ジャパンは、渤海財産保険との提携により、同地域での基盤強化を行っていきます。
3.今後の展開
(1)拠点拡大戦略の展開
損保ジャパンは、2005年6月、日系損害保険会社として初めて遼寧省大連市に現地法人を設立しました。今後、上海・蘇州・広州・北京など日系企業の進出の著しい地域への現地法人の支店展開を強力に推進していきます。支店展開によって、損保ジャパンのコア事業である損害保険事業展開のため不可欠となる自前の元受体制を拡充し、顧客に高品質・高付加価値な商品・サービスを直接提供する体制を整備していきます。
(2)アライアンス戦略の展開
一方で、今回の渤海財産保険との提携のような、各分野における一流のパートナーとのアライアンス構築を進めています。全てを自前の拠点に頼るのではなく、各分野の一流プレーヤーとの提携を積極的に進め、日系企業を中心とした中国全土の顧客に対して、顧客満足度の高い商品・サービスを提供していきます。
以 上