JFEシステムズ、PDF形式対応の新型電子帳票システム「FileVolante」を販売
JFEシステムズ、実績豊富な「FiBridgeII(ファイブリッジツー)」のノウハウを活かし、
PDF形式対応の新型電子帳票システム「FileVolante(ファイルボランチ)」をリリース
JFEシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩橋 誠、以下:JFEシステムズ)は、ウイングアークテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区港1-8-15 Wビル14F、代表取締役社長:内野 弘幸、以下、ウイングアークテクノロジーズ)の協力のもと、ウイングアークテクノロジーズの帳票設計ツール「Super Visual Formade(以下、SVF)」から出力されるPDF形式の帳票データをシームレスに取り込める電子帳票システム「FileVolante」を2006年11月13日より販売開始いたします。
1.背景とサービス内容
帳票は企業運営に深く関わっており、多くの企業から「個人情報保護法施行に合わせて、法定帳簿を厳密に管理したい」、「必要としている部門へ迅速かつ確実に配布したい」、といった声が寄せられています。また、2009年の日本版SOX法適用を踏まえ、内部統制強化および財務報告の信頼性確保を推進すべく、帳票の適正な管理が求められています。
さらに、ホストマイグレーション(レガシーシステムのオープン化の流れ)は、企業同士の統合や事業構造の変化に対応可能なシステム基盤づくりや、国際化・標準化への指向、最近のシステム技術を取り込んだITコストの削減といった側面で市場の大きなトレンドとなっています。そして、このような流れの中、帳票プリンティング環境のあり方も大きな課題となっています。
これらの声にお応えするため、JFEシステムズはウイングアークテクノロジーズと技術提携し、データインターフェースとして汎用性の高いPDF形式に対応した電子帳票システム「FileVolante」を11月より販売いたします。「FileVolante」は、従来の基幹システムとの連携実績が豊富な電子帳票システム「FiBridgeII」で培ったノウハウをベースに開発し、ウイングアークテクノロジーズの帳票設計ツールSVFから出力されるPDF形式の帳票を、プログラム開発の手間なく自動的に変換保存することができます。これにより、旧来のシステム環境をオープンシステムに移行する場合においても、帳票出力・保存のシステム基盤が容易に再構築できます。さらに帳票データへのアクセス・ログ管理の充実化等、セキュリティ強化も図れるため、帳票の内部統制力も大きく向上します。なお、稼働環境につきましては、SVFとの親和性やオープン化に幅広く対応できるよう、サーバ部分はJava技術を活用しています。
2.販売価格・販売本数
「FileVolante」は、1セットで560万円から。来年度までで3億円の販売を目標としております。
なお、本ソフトにつきましては、全社帳票の電子化用途で既にご成約をいただいている金融機関様があります。また、ホストマイグレーションや内部統制強化を目的としたお客様から、多数のお引合いをいただいております。
3.「FileVolante」で解決できるお客様ニーズ
(1)法定帳票を電子データに置き換え、長期保管にかかっているコストを削減したい。
(2)業務に関る帳票・書類が大量に発生するため、これらの出力に要するコストと運用面の改善を行いたい。
(3)紙、COM、CD等の媒体で保存しているドキュメント類のセキュリティレベルの向上を図りたい。
(4)日本版SOX法への対応をにらみ、全社帳票を電子化・集中管理することで、内部統制を強化したい。
(5)ホストから分散システムへの移行に伴い、プリンティング環境も再構築したい。
*以下、システムイメージなどは添付資料をご参照ください。
以 上
【 一般のお客様のお問い合わせ先 】
JFEシステムズ株式会社 営業本部ネットワーク基盤・プロダクト営業部
e-ドキュメント営業グループ
Tel:03-3283-7149 e-mail:fibridge@jfe-systems.com