矢野経済研究所、リネンサプライ市場に関する調査結果を発表
リネンサプライ市場に関する調査結果
《 調査概要 》
矢野経済研究所では、リネンサプライ市場について調査を実施、2005年の市場規模がまとまったのと同時に2007年までの市場動向の分析・予測を行った。
1.調査対象:国内リネンサプライヤー(ホテルリネン、病院リネン、フードリネン、ダイアパー、貸しおしぼり、ユニフォームレンタル、ダストコントロールなどを行なう事業者)及び関連業界団体
2.調査期間:2006年6月~2006年9月
3.調査方法:郵送アンケート、研究員による電話及び直接面接取材
《 調査結果サマリー 》
● リネンサプライの2005年市場規模は5,524億円。03年対比98.4%で4期(隔年調査)連続の減少推移となった。今後の市況としては、総市場で減少すると見込まれる。
● 市場減少の主な理由としては、過当競争による低価格化、原油高に起因する原価高騰が挙げられる。リネン価格は現在「下げ止まり」したと言われているものの、「下げ止まり価格=基準価格」として定着してしまい、値上げ交渉が難しい状況である。また、病院施設数の減少などによる需要分野の景気低迷も、リネンサプライ市場の規模を縮小させる大きな要因となっている。
● リネンサプライ市場においては、取扱い分野(病院・ホテルなどの対象顧客層)によって明暗が分かれる傾向が見受けられる。また、顧客の二極化・リネンサプライヤーの二極化も明確に現れてきている。今後は、市場シェア奪取や価格競争などの“業界の「内」向き”戦略に終始せず、“清潔環境のトータルサプライヤー”として顧客へ提案型営業を行なうことがリネンサプライ市場規模の維持・拡大において重要なポイントとなる。
○発刊資料/資料体裁
タイトル:リネンサプライ白書 2006
発刊日:2006年10月31日
資料体裁:A4版 320頁
販売価格:101,850円(本体価格 97,000円)
○株式会社矢野経済研究所
所在地:東京都中野区本町2-46-2
代表取締役社長:水越 孝
設 立:1958年3月
年間レポート発刊:約250タイトル
URL:http://yano.co.jp
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)