日本オラクル、複雑化する企業システムの課題解決を支援するサポート・サービス戦略を発表
日本オラクル、複雑化する企業システムの課題解決を支援する新たなサポート・サービス戦略を発表
~専任組織を発足し、企業の要求レベルに応じたサービス・メニューを提供~
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)は、多様な製品やソリューションの導入にともない複雑化している企業の課題解決を支援する、新たなサポート・サービス戦略を発表しました。具体的には、これまでの「Advanced Customer Services:アドバンスト・カスタマー・サービス(注1)」に新たなメニューを追加し、専任のサービス提供部隊を発足します。
昨今、企業は、「新たな法規制への対応」や「セキュリティ・リスク回避」などのITシステムへの新たな要件に対応するために、多様なソリューションやさまざまな技術の導入を迫られています。一方、これらを使いこなすためには、相応のスキルや人的リソースの確保が必要です。従来、日本オラクルやパートナー企業は、標準の製品サポートに加えて顧客企業を支援する付加価値の高いサポート・サービスを提供してきました。この度、日本オラクルは、より高度な顧客の要望に対応するため、さらに付加価値の高いサービス提供と体制強化を行います。
これまで提供してきた「Advanced Customer Services」は、サービス提供管理者の設置や予防保守、優先的な障害対応が受けられる年間契約のサービス「Business Critical Assistance:ビジネス・クリティカル・アシスタンス」と、スポット契約で顧客の個別のニーズに対応する「Assisted Services:アシステッド・サービス」で構成されていました。これらに加え、この度、新たに「Priority Service:プライオリティ・サービス」と「Solution Support Center:ソリューション・サポート・センター」を追加しました。
「Priority Service」は、通常の製品サポートである「Oracle Premier Support」にサービス管理者の設置と優先対応を加えたサービスです。個別の技術問い合わせへの対応が優先的に対応・処理され、サービス管理者が、あらかじめ設定されたサービス・レベルで適切に提供されているかなどを管理します。また、「Solution Support Center」は「Advanced Customer Services」の中でも最上位のサービスであり、これまで提供してきた「Business Critical Assistance」のサービス内容に加え、チューニング支援、運用支援、さらに稼動監視の支援など、オラクル製品を使ったシステム全般にわたり手厚い支援を受けることができます。
また、日本オラクルは、メニューを拡充した「Advanced Customer Services」向けの専任組織を設置しました。これにより、今まで培った「確実なシステム導入」や「システムの安定稼動」の支援のためのスキルやノウハウを、新規顧客あるいは既存顧客のこれまで対象ではなかったシステムにまで広げてより多く提供してまいります。
注1:「Advanced Customer Services:アドバンスド・カスタマー・サービス」とは「Advanced Customer Services」は、Webや電話での技術支援や技術情報の提供だけでなく、ミッション・クリティカルなシステムを運用する顧客にとって必要な、より高いレベルのサポートを提供するサービスです。「Advanced Customer Services」は「Oracle Premier Support」の契約を前提として、顧客の「確実なシステム導入」や「システムの安定稼動」を支援するために、問題の発生の未然防止や、迅速な問題解決に力を置くサポート・メニューを提供します。
◆サービスの予定価格
「Priority Service」: 年額625万円から(税抜き)- 「Oracle Premier Support」の金額に応じて課金
「Solution Support Center」: 年額2,790万円から(税抜き)- サービス対象のシステム規模に応じて課金
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、米国オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポート・サービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,530名(2006年5月現在)。
*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。