持田シーメンスメディカルシステム、液晶ディスプレー搭載の超音波画像診断装置を発売
液晶ディスプレイ搭載の高性能4Dフルデジタル・カラードプラ超音波診断装置
「ソノビスタX500」新発売のお知らせ
持田シーメンスメディカルシステム株式会社(社長:石井秀一、本社:東京都千代田区)は、12月12日、産科・婦人科および腹部内科・外科向けに、液晶ディスプレイを搭載した高性能4Dフルデジタル・カラードプラ超音波診断装置「ソノビスタX500」を発売いたしました。
産科・婦人科領域において圧倒的なシェアを誇る当社の超音波診断装置ソノビスタシリーズに、使いやすさを追求した新しいラインナップ「X class」が加わりました。
その第一弾である「ソノビスタX500」は、操作性・視認性・拡張性に優れ、当社の長年にわたる経験を活かして日本特有のニーズにきめ細かく対応した高性能の装置です。17型液晶フラットパネルモニタの採用により、モニタとコントロールパネルの一体昇降、回転が可能になるなど、高い操作性を実現しています。また、4D機能の強化のため、4Dプローブの新規設計と画像処理・表示ソフトの改良を行い、立体感あふれるリアルな画像表現を可能にしました。さらに、高い技術力を誇るシーメンス社の豊富なアプリケーションの搭載により、1台で産科・婦人科領域および循環器・腹部領域に対応するとともに、ルーチン検査から専門的な検査まで総合的な超音波検査をサポートします。
当社では今後、超音波診断装置の新しいシリーズとして「X class」を展開してまいります。その皮切りとなる「ソノビスタX500」が、産科・婦人科領域はもちろんのこと、内科、循環器科、外科など幅広い診療科においても高く評価いただけるものと期待しています。
【 特 長 】
1.17型液晶フラットパネルディスプレイの採用
明るい診察室でも鮮明な画像を見ることができます。また、モニタの昇降、回転が可能になり、操作者からも検査されている患者さんからも、本体位置を変えずにリアルタイムで画像を確認できます。
2.4D機能の強化
新規設計の4Dプローブと4D画像処理・表示ソフトfourSight.の改良により4D機能をさらに強化しました。優れた画像処理能力と高い描出能力により、立体感あふれるリアルな画像をスムーズに表示します。
3.豊富なアプリケーションと妥協の無いパフォーマンス
産科・婦人科だけでなく、腹部・循環器領域など広範な領域に対応する豊富なアプリケーションを搭載いたしました。産科領域においては、周産期管理に用いられる専用のワークフローを用意しています。また、DIMAQ-IP*1内蔵型ワークステーションによってハードディスクへの動・静止画保存ができ、ネットワークを通じたDICOM*2形式での外部出力や、画面へのスムーズな再生を実現しました。
4.使いやすさを追及したデザイン
本体は人間工学に基づいてデザインされており、プローブにはしなやかで軽いケーブルを採用するなど、操作者の使いやすさ、疲労軽減を追及しました。また、よく使用するキーを使いやすい場所に設定するなど、カスタマイズも可能です。
*1 DIMAQ-IP:超音波のデジタルデータを総合的に管理・処理できるワークステーションの固有名称。
*2 DICOM(Digital Imaging and COmmunications in Medicine):「医用デジタル画像と通信」に関する標準規格。医療用画像のファイル形式の1つで、TiffやAvi形式以外にDICOM形式で書き出すことができる。
【 ソノビスタX500の概要 】
〔販売名〕ソノビスタX500
〔一般名〕汎用超音波画像診断装置
〔使用目的〕超音波による画像診断
〔発売日〕平成18年12月12日
〔製造認証日〕平成18年10月16日
〔認証番号〕第218AABZX00120000号
〔製造元〕松下電器産業株式会社
〔価格〕5,300万円(産婦人科4Dセット)
〔販売対象〕産婦人科、内科、外科、循環器科
〔販売目標〕初年度50台
(平成18年12月~平成19年3月)
以 上