ARMなど、三菱電機グループ向けにメンタルヘルスケア支援プログラムを導入
三菱電機健康保険組合、全組合員8万3000人を対象に、
メンタルヘルスケア支援プログラム「アドバンテッジEAP」をご採用
~国内最大規模のEAP導入、「ココロの健康診断」を実施~
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:鳥越慎二、以下:ARM)と、東京海上日動メディカルサービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:御宿好晴、以下:TMS)が共同で提供する企業向けメンタルヘルスケア支援プログラム『アドバンテッジEAP』を、三菱電機健康保険組合に加盟する三菱電機(株)含む約150社のグループ会社の全組合員約8万3000人を対象に導入いたします。
サービスの初回として、4月1日よりメール・電話での個別カウンセリング、健康相談を開始し、7月から「ココロの健康診断」を中心とした健康調査を実施いたします。8万人を超える対象へのサービス提供は、ARM・TMSとしては、国内最大規模となり、同時に電機業界における提供も初となります。
※EAP:Employee Assistance Program(エンプロイー・アシスタンス・プログラム)。アメリカで発祥した社員のための総合支援プログラム(よろず相談窓口)
三菱電機健康保険組合では、会社、労働組合、健康保険組合の三者協働で、「健康は自ら作り上げるもの」の理念のもと、国が進める「健康日本21」と連動し、健康企業の実現を目指した「三菱電機グループヘルスプラン21」(略称:MHP21)を2002年より実施しています。その中で、近年問題視されているメンタルヘルケア対策も重要課題としており、セルフケア実現にむけた講演会や、簡易的なストレスチェックを行ってきました。MHP21の第二ステージ開始となる今年2007年度より、更にメンタルヘルス対策を拡充し組合員の健康増進を目指します。
この度、導入に至った『アドバンテッジEAP』は、インターネットを活用した「ココロの健康診断」で、組合員のストレスチェックだけでなくパーソナリティチェックもあわせて行い、精神科医・臨床心理士といった専門家が、メールや電話で個別に対応いたします。その後必要に応じて対面カウンセリングや専門の医療機関につなげていく仕組みとなっています。また加盟する企業の追加施策としてココロの健康診断実施後、必要に応じて、精神科医・臨床心理士といった専門家が、メールで個別にアプローチする仕組みの提供も行います。これにより、社内に相談室を置くといった従来の受動的なEAPとは異なり、能動的なメンタルヘルス支援が可能となり、早期発見・早期対応といったメンタルヘルス対策において重要な施策が実現されます。三菱電機健康保険組合は、『アドバンテッジEAP』の導入により、メンタルヘルスケアを更に強化し、組合員がさらに安心して働くことのできる職場環境作りを進めていきます。
近年、うつ病や自律神経失調症などのメンタル疾患対策は、企業における大きな課題として、注目されています。ARMが国内で行った調査によると、1年間で30日以上企業を休業した方の62%が、メンタル疾患が原因となっています(2005年調査)。また、メンタル疾患における労災認定は年々増加傾向にあり、2004年度の厚生労働省の統計では、2000年の212件に対し2006年では524件と、2倍以上にまで増えており、企業のリスクマネジメント対策としても、急務となっています。
<アドバンテッジEAPの特長>
EAPとは、Employee Assistance Program(エンプロイー・アシスタンス・プログラム)の略で、アメリカで発祥した社員のための総合支援プログラム(よろず相談窓口)です。一般的には、相談窓口設置型の受動的EAPが多い中で、『アドバンテッジEAP』の特長は、以下の3点となります。
(1)定期的にココロの健康診断(80~250問程度)をWeb上で実施し、社員のメンタル面での状態をチェックする
(2)診断結果を分析し、その結果に対し精神科医や臨床心理士が積極的なアプローチを社員個別に実施し、カウンセリングや医学療法を促すという能動的仕組み
(3)24時間相談可能なカウンセリングセンターを用意し、自己のメンタル面での悩みだけでなく、健康相談、部下・同僚への対応や家族に関する相談も可能
<サービスの概要>
* 関連資料 参照
<東京海上日動メディカルサービス株式会社>
社名:東京海上日動メディカルサービス株式会社
代表者:御宿好晴
本店所在地:東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル
営業拠点:本店の他、名古屋、大阪の各支店
従業員数:207 名(2007 年1 月末現在)
資本金:3.9 億円
株主:ミレアホールディングス99%、その他一般株主1%
<株式会社アドバンテッジリスクマネジメント>
アドバンテッジリスクマネジメントは、「人が安心して働ける職場を創る」をミッションとし、GLTD(団体長期障害所得補償保険)のマーケティング事業を中心に1999年に設立した、企業における職場サポートのプロフェッショナル企業です。GLTD分野では、国内トップシェアの約230社15万人への導入実績を抱えるほか、メンタル疾患による休業の急増に着目し、2001年より職場におけるメンタル疾患早期発見プログラム「アドバンテッジEAP」を東京海上日動メディカルサービス社の精神科医と共同で開発し、すでに約45社9万人に活用されております。また、障害者を対象に就職・転職支援を提供する人材紹介事業「アドバンテッジキャリア」を2004年より開始、現在1800名の就業を希望する障害者の方が登録されています。(2007年3月現在、社員数:約100名)