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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'10.10.Thu
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2007'04.10.Tue

トピー工業、狭小空間での探査・点検活動を行なうクローラロボット2機種を販売

新型クローラロボット2機種の販売を開始!
- 人間では作業が困難な場所での探査・点検ロボット -


 トピー工業(本社:東京都千代田区、社長:清水良朗)は、災害現場などの過酷な環境や住宅の床下といった狭小空間での探査・点検活動を行なうクローラ(履帯)ロボットとして、高剛性・高機動性の特大型と小型の2機種を開発、販売開始いたしました。

 特大型クローラロボット(T-01)は、震災などの災害現場や過酷な環境における探査活動用として、最大乗り越え段差180mm、最大階段昇降角45度を実現しました。また、誰にでも簡単に扱える操作性の高い小型・軽量のコントローラをあわせて開発し、機動的な運用を可能としました。主に消防・警察関係機関向けに販売を行ってまいります。
 小型クローラロボット(S-90)は、住宅の床下や配管内などの狭小空間での点検などを想定し、小型化を実現いたしました。民間需要向けを中心に販売を行ってまいります。
 クローラロボットは、他の移動機構を持つロボットに比べ瓦礫などの不整地での走破性が最も高いとされています。トピー工業が開発したクローラベルトは、従来使用されていた金属チェーンタイプのものと比べ約25%の重量となっています。さらに段差乗り越え性能を高めるために最適なゴムパターンと素材を追求いたしました。1台受注生産の標準販売価格は特大型が2,000万円、小型が150万円です。

 トピー工業は、レスキューロボットの研究開発で知られる東京工業大学大学院機械宇宙システム専攻の広瀬茂男教授と共同で、ロボット移動用のクローラモジュールの開発を2003年より進めてまいりました。その成果として、2005年10月より「ハイボット・トピープロジェクト」としてロボット用高性能クローラモジュールの販売を開始し、高い評価を得ています。このたび、ロボットとして特大型と小型の2機種を開発、販売開始いたしました。

 移動型ロボットの足回りには高い機動性と信頼性が求められます。トピー工業は、油圧ショベルに代表される建設機械車両の足回り部品のうち、履帯および履板において、圧倒的なシェアと信頼を獲得しています。ロボット用クローラモジュールは、新たなクローラの用途を探るなか、広範囲な用途と市場が見込まれる移動型ロボットに着目したものです。トピー工業は今後さらに開発を進め、ロボット実用化社会の実現に貢献してまいります。

●写真:特大型クローラロボット(T-01)
 (※ 関連資料を参照してください。)


【 クローラ(履帯)とは 】
 車両には自動車のようにタイヤで走行するタイプと、戦車のように鉄(ゴム)製ベルトで走行するタイプがあり、後者タイプのベルトをクローラ(履帯)といいます。クローラは、タイヤと比べて地面との接触面積が大きいため、単位面積に加わる重量(接地面圧)がタイヤより著しく小さくできます。このため湿地や悪路での車体の沈み込みを防ぎ、高い走破性を確保できます。

【 新たにラインアップした2機種の主な特徴 】(※ 詳細は関連資料を参照してください。)
1.特大型クローラロボット(T-01)
 震災などの災害現場や過酷な環境における探査活動用として、消防や警察関係機関向けに販売を行ってまいります。
 ・高剛性を確保しながらも軽量な車体設計により、高い機動性・可搬性を両立。
 ・大型液晶画面付きのコントローラにより、装備カメラによる操縦やセンサーによる走行状態、さらには各種特殊センサーからのデータ類の統合的管理が可能。
 ※主要足回り部分だけでもモジュールとして販売いたします。
  【標準販売価格 2,000万円】※1台受注生産の場合

2.小型クローラロボット(S-90)
 住宅の床下や配管内などの狭小空間での点検など、民間需要向けを中心に販売を行ってまいります。
 ・小型設計により、人間が入れない狭小空間を遠隔操作で走行可能。
 ・パンチルトおよびズーム機能を有するネットワークカメラにより、見たい場所の映像を配信することが可能です。
  【標準販売価格 150万円】※1台受注生産の場合

【 ハイボット・トピープロジェクト 】
 東京工業大学の広瀬・福島研究室の大学発ベンチャー“(株)ハイボット”と、各種建設機械用クローラの大手メーカーであるトピー工業の産学協同プロジェクトです。


 詳しくは、トピー工業ウェブサイト( http://www.topy.co.jp/ 事業案内 > 新事業開発部 > クローラロボットモジュール )をご覧ください。


以上

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