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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'10.06.Sun
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2007'04.11.Wed

ヤマハ、DRC/パワーリミッター内蔵デジタルアンプIC3品番をサンプル出荷

DRC/パワーリミッター内蔵デジタルアンプIC
ヤマハデジタルアンプIC 『YDA146/147/148』
~薄型デジタルテレビ向け~


 ヤマハ株式会社(本社:浜松市中区中沢町10-1、社長:伊藤修二)はこの度、薄型デジタルテレビの大画面から小画面までの製品構成に対応した、世界初のアナログ方式DRC(ダイナミックレンジコンプレッション(*1)とパワーリミッター(*2)内蔵デジタルアンプ(*3) IC「YDA146/147/148」の3品番を開発しサンプル出荷を2007年4月16日から開始いたします。


<サンプル価格と発売日>
      品    名              品 番     サンプル価格   サンプル出荷時期
  5~30WヤマハデジタルアンプIC  YDA146   735円(税込み)    4月16日(月)
  5~20WヤマハデジタルアンプIC  YDA147   630円(税込み)    4月16日(月)
  5~15WヤマハデジタルアンプIC  YDA148   525円(税込み)    4月16日(月)

◎当初販売予定数:総計150万個/月


<製品の概要>
 このたび開発しサンプル出荷を開始する「YDA146/147/148」は、30Wステレオから5Wステレオまでの出力範囲を3品番でカバーし、薄型デジタルテレビの超大画面から15インチクラスまでの幅広い製品に最適なデジタルアンプICです。デジタル放送の高音質をより一層聴きやすくするDRC(ダイナミックレンジコンプレッション)、製品のスピーカー能力に応じて最大出力を設定できるパワーリミッター、電源の影響を受けにくい回路方式などの仕様を共通とし、また実装パッケージにも共通性を持たせることで幅広い機種での製品共通設計が可能になり、LCDテレビやプラズマテレビ用として大きな需要を見込んでいます。


<開発の背景>
 当社では、2001年10月に国内半導体メーカー初の2.5WステレオデジタルアンプIC「YDA131」を開発して以来、2.5Wから100Wまでの高音質低消費電力デジタルアンプICの商品化を行ってきました。
 近年大画面から中小型の画面まで幅広いサイズで薄型デジタルテレビ市場が急激に拡大し、筐体の薄型化に伴い小型で発熱の少ないデジタルアンプが使用されるようになりました。また地上波デジタルテレビ放送の開始に伴い、高画質大画面にふさわしいより高音質な再生音が求められています。
 そこでヤマハでは、最大30Wステレオ出力のデジタルアンプIC 「YDA146」、最大20Wステレオ出力の「YDA147」、最大15Wステレオ出力の「YDA148」という3品番のデジタルアンプICを開発しました。「YDA146」と「YDA147」は48SQFP(*4)の同一パッケージ、同一ピン配列とし画面サイズによらず製品の共通設計を可能にしました。「YDA148」は32QFN(*5)とより省面積で実装が可能な小型パッケージとし、ピン配列は「YDA146」と「YDA147」と類似とすることで上位機との共通設計を容易にしています。


<主な特長>

1.デジタル放送の高音質を聴きやすくするDRC搭載(特許申請中)
 デジタル放送により音質も大きく向上し、微細な音から迫力のある大音量まで音の大きさのダイナミックレンジも広がりました。しかし家庭用としては小さな音がわかりにくくなったり、大音量時には大きすぎる音量に感じたりする場合も出て来ました。
 新しく搭載したDRC(ダイナミックレンジコンプレッション)は、自動的に微小な音量時にはボリュームを上げ大音量時にはボリュームを下げる機能で、家庭用として聴きやすい音質に改善することが出来ます。

2.使用スピーカーの能力に応じて設定できるパワーリミッター搭載(特許申請中)
 アンプの最大出力値を任意に設定できるパワーリミッターを新しく開発して搭載しました。耐入力の小さな小型のスピーカーを過大入力による破壊から防ぎます。

3.新開発のスルーレートコントロール技術でオーバーシュートを低減(特許申請中)
 デジタルアンプの信頼性や損失に大きく影響する出力段パワーMOS-FETのスイッチング動作をきめ細かくスルーレートコントロールする技術を新しく開発して搭載。この技術によりスイッチング波形におけるオーバーシュートやアンダーシュートを低く抑えることができ、高い信頼性と低妨害特性を両立しながら周辺部品点数も削減できました。

4.安全性に配慮した使い易い実用性能を実現
 DC出力検知、過電流保護、サーマル保護など安全性を高める機能を内蔵。また電源起動時には自動オフセットキャリブレーション回路(特許申請中)によりポップノイズを大幅に低減しました。電源のオンオフ時にも複雑なシーケンス制御を必要としないなど使い易さにも配慮した設計としています。

5.優れたオーディオ特性
 アンプの入力段には周辺ノイズの影響を受けにくい差動入力構成を採用。デジタルアンプの変調方式には精度のよいPWM変調方式(*6)を採用しました。また出力信号を入力側にフィードバックし制御するNFB回路方式(*7)により、低歪率で電源ノイズの影響も受けにくく優れたオーディオ特性を実現しています。


<主な仕様>
 添付資料をご参照ください。

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