エルピーダメモリ、DDR3メモリがインテルG33チップセット リファレンスボードでのバリデーションを取得
エルピーダのDDR3メモリがインテル(R)G33チップセット
リファレンスボードでのバリデーションを取得
DDR3メモリプラットフォームの立ち上げを全面的にサポート
エルピーダメモリ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:坂本幸雄 以下、エルピーダ)は、次世代メインメモリであるDDR3メモリのIntel Corporation(以下、インテル)G33チップセット リファレンスボードでのバリデーションを取得いたしました。インテルのリファレンスプラットフォームにおいてエルピーダのDDR3メモリの動作が確認されるとともに、エルピーダ製品の高い品質、信頼性が認められたものです。
エルピーダは、2005年8月にDDR3 SDRAMの開発を完了して以来、DIMM形態でのサンプル出荷やさらなる高速化技術の開発を行ってまいりました。このDDR3メモリ開発で先行したことにより、インテルにはすでに数万枚のDIMMを出荷し、DDR3メモリプラットフォームの立ち上げを両社で密接に協力して進めています。このたびのバリデーション取得により、次世代DDR3メモリプラットフォームの実現にいち早く確証を得ることができたといえます。
インテルのシニアフェローであるPete Mac Williams氏は次のように述べています。
「エルピーダのDDR3メモリはIntelのデスクトッププラットフォーム上で完全に動作しています。この優れたシステム性能は、DDR3が2007年のデスクトッププラットフォームのキーテクノロジーへ向かっているという明確なサインです。」
DDR3メモリは、ハイエンドデスクトップPCでの採用を皮切りに、ノートPC、サーバ機器においてもDDR2メモリからの移行が見込まれています。
エルピーダではノートPC向けのSO-DIMMやサーバ向けのレジスタードDIMMについても、順次、チップセットベンダーや大手顧客に提出し評価を開始、量産出荷の準備を進めています。また、このたびバリデーションを取得したDDR3-1066のみならず、DDR3-1333のシステム動作も確認しており、今後は70nmプロセスの1GビットDDR3を投入し、さらなる高速品のDDR3-1600にも対応いたします。
エルピーダはDDR3のリーディングベンダとして幅広い製品ラインアップを展開し、DDR3プラットフォームの立ち上げを全面的にサポートしてまいります。
<インテル リファレンス バリデーション取得製品>
・512MビットDDR3 SDRAM
EDJ5308BASE-AC-E/AE-E:DDR3-1066 (7-7-7)
EDJ5308BASE-8A-E:DDR3-800 (5-5-5)
・1GB DDR3アンバッファドDIMM
EBJ11UD8BAFA-AE-E:DDR3-1066 (7-7-7)
EBJ11UD8BAFA-8A-E:DDR3-800 (5-5-5)
・512MB DDR3アンバッファドDIMM
EBJ51UD8BAFA-AE-E:DDR3-1066 (7-7-7)
EBJ51UD8BAFA-8A-E:DDR3-800 (5-5-5)
以上