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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.05.Fri
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2006'12.01.Fri
 10月24日に国家広播電影電視総局(広電総局)が制定した 移動マルチメディア放送(携帯テレビ電話)の業界標準規格 の運用が1日始まった。広電総局が後押しする中国独自標準の制定により市場の発展が見込まれるとする見方がある一方、既に運用に向けたテストを始めていた企業にとっては行く手を阻まれた感も否めないようだ。

 中国の通信キャリアとしては、 中国聯通 (チャイナユニコム)と 中国移動 (チャイナモバイル)が2004年に試験を開始し、中国聯通は05年に2.5Gでの商用化を実現している。各携帯電話キャリアや携帯電話メーカーは正式なコメントを発表していないが、業界関係者は「標準規格が制定されても、本格的な普及にはキャリアやメーカーの全面的な支持が必要だ。一方的に決定しても影響力はない」と語り、市場こそが標準規格決定の鍵を握ると厳しい見方を示している。

 標準規格の制定を受け、既に業界は動き始めている。膨大なコンテンツを有する広電総局は、専用の生放送を始める予定だ。また、インターネット関連企業やドラマ製作会社も新しいメディアの誕生に興味を示しており、専用ドラマやコンサート中継の他、飲食店や旅行案内などの検索系番組も制作が進められている。ハード面でも、 ノキア 、モトローラ、サムスン電子等の携帯電話メーカーが進出を始めた他、半導体大手のクアルコム等周辺メーカーも研究開発を進めている。

 通信に用いられるSTiMiは日本の地上デジタル放送に使用されるISDB-Tに相当する放送方式で、40社に及ぶ関係企業が合同で研究したモバイルテレビ電話の技術標準規格。計画では、06年末に試験用ネットワークの構築を終え、システムテストを開始する。07年中には商用テストを行い、08年に衛星システムを始動して、北京オリンピック開催までには正式にサービスを開始する予定だ。課金システムなどはまだ白紙の状態だが、業界全体が中国の実情に適したビジネスモデルを模索しており、急ピッチで実用化が進められている。(編集担当:入澤可織)

■関連ニュース
モバイルテレビの標準制定、11月1日運用開始 (2006/10/25)

(サーチナ・中国情報局) - 11月2日
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