忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'12.05.Fri
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2006'12.05.Tue


IBM ( NYSE:IBM ) は1日、『Lotus Expeditor』を発表した。同製品は、『Eclipse』ベースの「Web 2.0」型アプリケーションを開発するためのプラットフォームで、企業におけるマッシュアップ (複数の機能要素を組み合わせて新たな応用形態を作り出すこと) などの Web 2.0 技術を簡易化するコラボレーション ソフトウェアだ。IBM は、この企業におけるマッシュアップについて、 Microsoft ( NASDAQ:MSFT ) がまだ手がけていない点だとしている。

以前、『WebSphere Everyplace Deployment』として知られていた Lotus Expeditor は、デスクトップパソコン/ノートパソコン/ハンドヘルド機器を問わず、Eメールやポータルといった企業アプリケーションの配備と運用を支援する。

WebSphere Everyplace Deployment と Lotus Expeditor の大きな相違点は、『Workplace Forms』『Lotus Sametime』『WebSphere Portal』といった同社アプリケーションを用いた企業マッシュアップに、弾みを与えることができる点にあると、IBM の広報担当 Elena Fernandez 氏は説明した。

調査会社 Gartner のアナリストらによると、アプリケーションの有用性を高めるために、2つ以上のアプリケーションを繋ぎ合わせるマッシュアップ コラボレーションは、企業向けソリューション業界における、新たな開拓分野だという。

こうしたマッシュアップは、一般消費者が利用する Web アプリケーションに端を発したものだが、効率化の手段として急速に認知が高まり、企業向けソフトウェアベンダーが実現を目指す Web 2.0 化の一部となっている。

IBM は Web 2.0 を巡る展開を背景に、Eclipse や OpenServicesGatewayInitiative (OSGi) といったオープンソース開発グループ由来のコードに基づく Lotus Expeditor を、『Microsoft .NET』ベースのコラボレーション ソフトウェアに代わるものと位置付ける。

そのため、IBM と提携関係にある Mainsoft では、IBM の顧客が Microsoft のプログラミング環境『Visual Basic』から、J2EE ベースの Lotus Expeditor に移行するのを支援していく予定だ。



■関連記事
米 Wyse のシンクライアント、デスクトップ仮想化をサポート
HP がストレージ専用ブレードサーバーを発表
オリンパス、組み込みソフトウェア開発で日本 IBM と協業
EMC、企業向けのデータ保護/復旧管理ソフトウェアを複数発表
IBM と Lehman Brothers、共同で中国企業への投資ファンドを設立

デイリーリサーチバックナンバー、コラム、セミナー情報等はこちらから
http://japan.internet.com/

デイリーでお届けする最新ITニュースメールの御購読申込はこちらから
http://japan.internet.com/mail/newsletters.html
(japan.internet.com) - 11月2日
PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[494] [493] [492] [491] [490] [489] [488] [487] [486] [485] [484
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]