三陽商会、テーラード仕様のニットジャケット「コンフィール・ジャケット」を発売
今秋、紳士服ブランドから テーラード仕様のニットジャケット
『コンフィール・ジャケット』を新発売!
~オンタイムからオフタイムまで、幅広く対応します~
株式会社三陽商会(本社:東京都新宿区本塩町14、代表取締役社長:田中和夫)では、紳士服ブランドの横断企画として、"自然なフィット感"、"しわになりにくい"、"軽い着心地"、"幅広いシーンに対応"そして、"多彩なデザインを可能"にするニットに着目し、これまでにない新しいジャケット、『コンフィール・ジャケット』を開発、2006年秋冬より一斉に発売いたします。
名前の由来は、「コンフォート」と「フィーリング」という安らぎを感じさせる二つの言葉を組み合わせ、新しく提案する商品に相応しいネーミングとして名づけました。
商品特徴は、"体にフィットする軽い着心地"。それを実現する秘密は、素材を創り上げるニット編み機「※コー(CO)・ウィー(WE)・ラッセル機」にあります。同編み機の正式名称は、「COMBINED WEAVE KNITTING」で、直訳すると「布帛(織物)とニット(編み物)の結合」です。通常のニットは、横編み機か丸編み機なので一方向に伸びやすいというマイナス点があり、ジャケットには適しませんでした。しかし、「コー(CO)・ウィー(WE)・ラッセル機」を使用することで、織物に近い編地が編成され、補型性が高く張りがある生地に仕上がることから、『コンフィール・ジャケット』が実現しました。
着用シーンは、オンタイムやオフタイムに限定せず、幅広い設定にするため、仕上がりはあくまでもテーラードにしたことがポイントです。そうしたことで、お客様が適切と思われる着こなしをお楽しみいただける汎用性の高い一着となりました。
当該ジャケットを展開するブランドは、「ザ・スコッチハウス」、「ポール・スチュアート」、「アレグリ」、「エポカ ウォモ」、この秋デビューした「イルファーロ バイ ルチアーノ バルベラ」の5ブランド。展開する店舗は、これら全てのブランドのショップがある全国百貨店280売り場です。
商品数は、全ブランドで9型(デザイン)で、それぞれのブランドが提案するシルエットに仕上げました。カラーはネイビー、ブラック、ブラウン、グレーをラインナップ、価格帯は¥30,450(¥29,000)から¥61,950(¥59,000)です。(注:カラーと価格は、ブランドにより異なります)
宣伝・販促活動としては、9月15日(金)、9月22日(金)の両日において、全国紙に広告を出稿、また同日より店頭キャンペーンとして、新聞広告と連動したPOP、ディスプレイショーカードを用いて『コンフィール・ジャケット』を全売り場にてアピールしてまいります。
※コー(CO)・ウィー(WE)・ラッセル機は、尾州産地に30数年前からある編み機で、全盛期は婦人の羽織物中心に生産されていたが、現在では数台しかない希少性の高い編み機。
■コンフィール・ジャケットが開発されるまで■
紳士服事業部では、2002年に紳士服企画関連部門を再編成した際に設立された素材開発室(現、ブランド横断開発チーム)を中心に、お客様により高いご満足をいただける商品づくりを目的に、ものづくりを原点として私たちが心掛けている、「縫製グレード」、「素材グレード」の見直しと向上を図ってまいりました。品質向上の具体的な施策としては、ブランド横断プロジェクトの第一弾として、ベターゾーンのスーツ向けオリジナル素材『SANYO CLOTH』(タスマニアメリノウール=スーパー120')を開発し、2004年秋冬より5つのブランドで展開しています。『コンフィール・ジャケット』は、これらの考え方を継続、進化させたもので、素材軸、アイテム軸を横断した全く新しい商品です。
~具体的な流れ~
2005年秋、素材開発グループを中心に企画担当者が集結し、2006年秋冬の店頭で、「いつ、何が、必要か」のMD計画を決定し、次にデザイナー達に向けて各シーズンの商品具現化の為に行った社内コンペで、『コンフィール・ジャケット』は誕生しました。
3つのシーズンに分けて具体化された各々の商品は、端境期から9月は"上質なコットンジャケット"、中盤商戦の9月中旬から10月に向けてが、今回発売する"新しい着心地のニットジャケット"『コンフィール・ジャケット』です。10月中旬以降も、素材メーカーとのコラボレーション企画をジャケットやコートアイテムで準備しています。
*商品概要は、添付資料をご参照ください。
■この件に関するお問合せ先
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(株)三陽商会C.R.室 フリ-ダイアル:0120(340)460