販売が好調な「デジタルポータブル機器」の所有状況、購入意向を調査
ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン 株式会社(本社:東京都中野区本町、代表取締役社長 平野享一)は、昨今再び注目が集まっている”ポータブルオーディオ”に関して、所有状況、購入意向に関する消費者調査を実施いたしました。
GfK Japanが集計する家電量販店3500店舗の販売実績において、2004年12月第2週に「デジタルポータブル機器*1」の販売が「ポータブルCD」を抜き、「ポータブルMD」に迫る勢いとなっています。
*1: 本調査では、HDD、フラッシュメモリ(内蔵・外部)を使用したポータブルオーディオと定義
【調査概要】
調査名目 : ポータブルオーディオ所有状況調査
調査目的 :ポータブルオーディオ所有状況の把握
調査対象者 : 15歳以上の男女
調査手法 : インターネットリサーチ
分析対象者数 : N=14,800
調査実施期間 : 2004年11月22日から2004年12月3日
調査実施機関 : ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン 株式会社
<集計結果から>
所有・購入意向状況: 今回の調査で所有状況は、『ポータブルCD』:37%、および『ポータブルMD』:38%とほぼ同程度であることがわかりました。一方、『デジタルポータブル機器』:12%という結果でした。また、今調査対象者の“ポータブルオーディオ未所有率” は37%となっています。
所有状況の割合を性別で見ると、『デジタルポータブル機器』の所有率は「男性」が「女性」に比べ3%高い結果となっています。
次に、『デジタルポータブル機器』の今後の購入意向を確認したところ、全体の47%が購入意向を示すという結果になりました。
現在の所有機器別に今後の「デジタルポータブル機器」の購入意向を見ると、“ポータブルCD及びMD両機器所有者” が59%と最も高い結果になっています。逆に低い結果となったのは、“ポータブルオーディオ未所有者”の38%でした。
非購入意向理由:“デジタルポータブル機器非購入意向者”の「購入したいとは思わない理由=非購入意向理由」として、全体の60%が 『使用する機会がないから』をあげています。次いで『価格が高いから』(24%)や、『今持っている機器に満足しているから』(19%)を非購入意向理由としてあげています。
また、性別においても、『使用する機会がないから』が男女共に6割前後と多い結果でした。性別で顕著な違いが見られる非購入意向理由として、『操作が難しそうだから』があげられ、「女性」(13%)の割合が「男性」(6%)の
2倍以上となっています。
現在の所有機器別では、各所有者共に『使用する機会がないから』が他の非購入意向理由に比べ多いことがわかります。中でも、“ポータブルオーディオ未所有者”では72%と多くなっています。『今持っている機器に満足しているから』は、“ポータブルCD&MD両機器所有者”で35%、“ポータブルMDのみ所有”では29%、“ポータブルCDのみ所有”では22%となっています。
より詳細なレポートについて www.gfkjpn.co.jp にてご案内しております。
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家電、ITを中心とした小売店パネル調査、アドホック調査等の市場調査/マーケティングリサーチを行う会社です。
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