~ 光熱費が30年間で270万円削減、太陽光発電搭載なら495万円削減 ~
全国の地域工務店・ビルダー約600社で構成される日本最大級の家づくりネットワーク「アキュラネット」(※1)(事務局:株式会社アキュラホーム、埼玉県さいたま市、主宰:宮沢俊哉)では、次世代省エネルギー基準(※2)の高気密高断熱住宅にオール電化設備を搭載した「はるのe-co」(坪単価31.8万円~)と、これに太陽光発電システムを搭載した「はるのSOLA」(坪単価35.8万円~)を12月31日より発売します。これら2商品の発売によって次世代省エネルギー住宅は、自由設計住宅の「はるの」(坪単価29.8万円~)と経済産業省次世代省エネ住宅供給ビジネスモデル開発商品「はるのSi」(※3)の合わせて4ラインナップ構成となり、今後様々なユーザーニーズに応えていきます。
これにともないアキュラネットでは、12月31日(金)より2005年3月31日(木)まで、全国一斉家づくりプロジェクト(※4)Vol.15「心地良い家体感フェア」を開催。全国のアキュラネット会員工務店・ビルダー119社より先着300棟限定で販売します。
〈商品の概要〉
「高気密高断熱」+「オール電化」+「自由設計」の「はるのe-co」は、アキュラネットの住宅供給におけるトータルプライスダウンによって、住宅建築にかかるイニシャルコストを最小限に抑えています。また、高気密高断熱とオール電化の組み合わせでランニングコスト(光熱費)も半分以下に節約します。各部屋ごとの温度差が少ないことから、吹き抜けなどのオープンな空間設計を可能とし、もちろん間取りや外観デザインはユーザーのこだわりに柔軟に対応できます。さらにはリクルート社のユーザー調査による、ほしい人気アイテムの上位23品目を装備して、ユーザー満足度を高めた高性能な木造注文住宅としています。また同時発売の「はるのSOLA」は、「はるのe-co」と同様の充実装備に加えて、高効率の太陽光発電システムを搭載した創エネ住宅です。
近年、住宅業界において快適な室内空間を実現し、光熱費を削減する高気密高断熱住宅への注目はますます高まってきています。政府は京都議定書で二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを、2008年から2012年の1年当たりの平均排出量において6%(1990年比)の削減を約束しています。しかしながら高気密高断熱住宅の多くは、特殊な工法や特別な住宅部資材の使用によるものなど、高度な技術力を必要としているために一般的な住宅に比べて高額で、現時点での新築住宅における次世代省エネ住宅の普及率はまだ16%程度と、このままでは国土交通省が定めた2008年の50%達成は厳しい見通しとなっています。
そこで日本の住宅供給シェアの約7割を占める地域工務店やビルダーが、次世代省エネ住宅推進に積極的に動くとともに、低廉な高気密高断熱住宅を供給することが普及への足がかりになると考えます。その中で会員数約600社、年間受注棟数7,805棟という国内ナンバーワン級の規模を誇るアキュラネットは、普及推進のけん引役として次世代省エネ住宅を適正価格で提供していきます。
本プロジェクトでは、高価なIHクッキングヒーターやエコキュートなどのオール電化設備や断熱の部資材、太陽光発電設備などを共同仕入れでコストダウンするとともに、300棟限定でグレードアップ仕様(リフトダウン式システムキッチン、ワイドミラーを採用した浴室暖房換気乾燥機付のユニットバス、クローゼットの収納を機能的にする新型のマルチシステム収納など)も安価で提供できる仕組みとしています。
また、今回のフェアではアキュラネット特別企画として、ベースモデルの「はるの」(坪単価29.8万円~)および経産省次世代省エネ住宅供給ビジネスモデル開発商品の「はるのSi」(1000万円~)をご注文のお客様の中から、抽選で10名様にオール電化(IHクッキングヒーター、エコキュート)にグレードアップするキャンペーンも行います。(※5)
〈「はるのe-co」の特長〉
●安全で地球環境にやさしい住宅
「はるのe-co」は、次世代省エネルギー基準性能を満たした高い断熱気密性能で、外気温の変化に左右されにくく部屋間の温度差も少ないので、季節に関係なく家中どこでも快適で体にやさしい住宅です。さらにオール電化設備で火を使わないため、安全で室内の空気を汚しません。CO2の排出量を30年間で232トン削減できる、地球環境にやさしい住宅です。
●光熱費を半分以下に節約
エコキュートによって給湯費が一般住宅の1/6となり、さらにIHクッキングヒーターや高気密高断熱による相乗効果で、年間の光熱費全体では一般住宅の半分以下となり、30年間では約270万円も節約できます。
*光熱費試算条件:年間の給湯負荷は大人2人子供2人の4人家族を想定した東京地区のIBEC(財団法人建築環境・省エネルギー機構)Lモードで計算)エコキュート1.496kWh/年、ガス給湯器(都市ガス)490.6m3/年)。外気温度・給水温度は日本冷凍空調工業会規格JRA4050:2001による。電気料金は東京電力の既設別時間別電灯契約「電化上手」、都市ガスの料金表Cより算出。試算値であり、実際と異なる場合があります。
●住宅にあったらうれしい人気設備調査上位23項目を標準搭載
全国のユーザー調査による、人気アイテムを標準で搭載、さらにお客様の満足度が高い住宅になっています。
・システムキッチン ・温水洗浄便座 ・ウォークインクロゼット ・暖房便座 ・浴室排水性の高い床
・全自動給湯器 ・遮熱断熱ペアガラス採用窓 ・キッチン引き出し式収納 ・インターネット設備
・洗髪洗面化粧台 ・食器洗浄乾燥機 ・大型シンク ・24時間空調換気システム ・抗菌トイレ
・断熱ドア ・IHクッキングヒータ ・脱臭機能付き便器 ・バリアフリー仕様商品 ・カラーTVドアホン
・クローゼットシステム収納 ・電気温水器 ・浴室暖房換気乾燥機 ・床下収納
(リクルート社:「注文住宅と住宅設備に関する動向調査」)
●住宅性能表示主要7項目で最高ランクを取得している「新世代ハウス」
(財)日本住宅・木材技術センターの木造住宅供給支援システム認定を受けた「新世代ハウス」です。性能面では品確法に対応、住宅性能表示制度において主要7項目(倒壊防止、損傷防止、耐風、劣化対策、維持管理、空気環境、省エネルギー環境)で最高ランクを満たしています。また保証面においても施工前の全棟地盤調査の実施、施工中での第三者機関による工事検査、さらには引渡し後の定期的アフターメンテナンスや財団法人住宅保証機構による10年性能保証などが盛り込まれています。
「はるのe-co」においては、通常より1.5倍の強度の耐力壁や、N値計算によるバランスの取れた金物の設置など、高い耐震性を得ています。さらに火を使わないIHクッキングヒーターや、断水時の貯水タンクとして利用できるエコキュート、大きな揺れの際に扉をロックして食器の飛び出しを防止する、耐震ラッチ採用のシステムキッチンは、地震など災害時の安心感を高めています。
〈「はるのSOLA」の特長〉
「はるのSOLA」は、「はるのe-co」の持つ上記の性能に加え“創エネルギー”機能として、3.15kwの高効率太陽光発電システムを搭載。余った電気は売電によって、光熱費の削減(30年間で495万円)を可能としています。また、屋根の形や発電量など、必要に応じてパネルの増減が可能です。「高気密高断熱」+「オール電化」+「太陽光発電」の相乗効果で、より一層の環境への負荷軽減と光熱費削減を実現しました。
〈高気密高断熱住宅への取り組み〉
アキュラホームでは、高品質で快適な住宅を安価で供給することを目指して、17年前から高気密高断熱住宅の研究開発に取り組んできました。高気密高断熱住宅に対する取り組みが、国内ではほとんどなされていなかった1988年当時、既に実績のあった北米カナダの2×4工法による高気密高断熱住宅にいち早く着目し、現地や埼玉県内に実験棟を建設。また、カナダ政府の国家的プロジェクトR2000が2×4協会によって日本に紹介され、アキュラホームはこれに参加しました。さらにカナダの住宅を広く日本に紹介したとして、当時のマルルーニ首相から感謝状が授与されました。それまで高級住宅だけのものとされていた高気密高断熱住宅を「普及住宅」として供給するための研究開発を続け、その結果、低廉で合理的な施工による「高気密高断熱住宅」を実現。2003年1月に高気密高断熱住宅「はるの」を業界の最低価格帯である坪単価29.8万円~(税抜き)で発売しました。そんな中、経済産業省がアキュラネットの活動に着目、住宅メーカーの中で唯一「次世代省エネ住宅普及促進事業研究会」のビジネスモデル策定の参考として取り上げられました。そして経済産業省次世代省エネ住宅供給ビジネスモデル開発商品「はるのSi」を2004年7月に1000万円で販売して大きな反響を呼びました。
家づくりプロジェクト専用ホームページ(12月31日オープン予定)
URL:http://www.aquranet.com/PJ15
写真データは下記URLよりダウンロードすることができます。
URL:http://www.aqura.co.jp/news.html
<お客様からのお問い合わせ先>
アキュラネット事務局TEL:048-631-1901
<報道関係からのお問い合わせ先>
株式会社 アキュラホーム(アキュラネット事務局)
広報課 堀越・丸山
TEL:048-631-3020(ダイヤルイン)FAX:048-631-2334
Email:horikosi@aqura.co.jp
関連URL:http://www.aqura.co.jp/news.html
(※1)アキュラネット
アキュラシステムを導入した全国の地域ビルダー・工務店を結ぶ組織として、1998年12月に発足。(財)日本住宅・木材技術センターの「新世代木造住宅供給システム認定」(2004年4月より「木造住宅供給支援システム」に名称変更)による供給ルールにのっとり「新世代ハウス」を供給する全国ネットワークです。(事務局は(株)アキュラホーム内)会員数は約600社で、2003年度の木造住宅総受注棟数は7,805棟、累計では約27,000棟。住宅FC・VC等の中で日本最大級の組織です。
(※2)次世代省エネルギー基準
住宅における地球温暖化防止を目的に二酸化炭素排出量減少を目指し、冷暖房に要するエネルギーを20%削減できる性能レベルのこと。
(※3)、(※5)一部地域では実施、対応していない場合がございます。
(※4)家づくりプロジェクト
アキュラネット全体のコラボレーション(協業)体制による新しい住宅供給モデルとして展開、合理化技術や情報ツール、広告宣伝等を共有しながら、下請け構造を排除した直接施工による中間マージンの排除、販売期間・棟数を限定した資材の大量一括購入や共同宣伝など全国一斉展開のスケールメリットを最大限に引き出して、住宅供給におけるトータルプライスダウンを実現しました。アキュラネットでは、時代の要請に応じながらコンセプトや商品を設定し、多様化する消費者ニーズに応えることのできる住宅供給における新しいビジネスモデルとして取り組んでいます。
〈会社概要〉
■アキュラホーム
埼玉県を営業圏に高品質、低価格をテーマに木造住宅専門に取り組んでいるビルダーです。住宅事業の中で培った経験や技術力を活かして住宅建築合理化システム「アキュラシステム」を開発し、これを駆使することでお客様本位の高品質でありながら坪30万円以下で建築可能な商品を提案し続け、注文住宅業界をリードしています。1995年に「プラスYOU住宅入選」(建設大臣表彰受賞)、1997年「木造住宅合理化システム認定」、1998年「新世代木造住宅供給システム認定」(2004年4月より「木造住宅供給支援システム」に名称変更)、1999年「優良な木造軸組住宅システム認定」などを取得してきました。現在「アキュラシステム」は、全国の工務店・ビルダーなど約2,200社に導入されています。
商 号 :株式会社アキュラホーム
代表取締役社長:宮沢俊哉
所在地 :埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-16シーノ大宮ノースウィング15階
電 話 :048-631-2333(代)
創 業 :1978(昭和53)年9月
資本金 :6,750万円
従業員数 :240名
事 業 :建築工事・設計施工・販売、住宅総合研究・開発・コンサルティング
業 績 :売上高80億円(2004年2月期)