12月15日、名古屋マリオットホテルに、一風堂社長・大和製作所社長・ソバ打ち名人が集結。自らのこだわりと、熱い思いを壇上から披露した。
名古屋マリオットホテルにて行われた 「麺喰いシンポジウム」、今回のそのシンポジウムでは、 飲食産業に携わる人をはじめ、商社マン、テレビ局まで、様々な分野の人が開場につめかけていた。その視線の先には、ラーメン・蕎麦・うどん業界の第一人者達が、威風堂々と腰を下ろしている壇上がある。
これだけの、うどん・そば・ラーメンそれぞれの名人が集まり、自らの麺への想いや、業界人だけが知る麺事情、麺業界の今後についてなどを熱く語る講演を聞く機会は、そうそうあるものではない。
それぞれの業界の第一人者、ラーメン業界からは、一風堂の河原社長、蕎麦業界から高橋名人、うどん業界代表として大和製作所の藤井社長。いずれも熱い語り口の、業界では超が付く有名人。
そんな、夢の競演の舞台が、幕を開けた……………
講演はラーメン博多一風堂の河原社長から始まり、演題<どんぶりに込める想い>の元、「僕は“ありがとう”を作ってるんだ」そう語る河原社長の講演は、聞き手が勇気付けられるような力強いものだった。まさにラーメン業界の達人が語る、生きた言葉。成功と同時に、新たな使命と、変わらぬ目標を掲げた、第一人者ならではの言葉が、会場に集まった多くの人の心を掴んだ。
パネルディスカッションではうどん業界代表の藤井薫も負けていない。麺にまつわるノウハウや、「香川からみた名古屋の麺類」についてなど、長年の知識と経験を活かした見解を、熱く語った。
それぞれ違う業界の第一人者として招かれた今回のシンポジウム、しかし、麺業界という一つの業界として通じる理念が、この三人を結びつけていた。
河原社長からは「製麺のいろは、麺については 17年前に藤井社長に教わりました。いわば麺の師匠です」
高橋名人からは「これから名古屋でそば業界を元気にするには、 水回しの性能の良い、大和さんのような機械で、 加水の多いそばをつくればいいと思う」
照れながら壇上を後にした藤井は、いつもの様に照れ笑いを浮かべて言った。
「私に蕎麦のあり方を教えて下さった方、ラーメンスープを教えて下さった方、今、私を含め、このような壇上から、それぞれの業界を代表してお話をさせて頂き、前の御二方には感謝の言葉もございません。」
3人の経緯・歴史はどうあれ、今はそれぞれが自分の道の先頭を切って歩く存在。戦友達は、いまだその足を止めることなく、今後の麺業界の為に邁進している。
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