三菱化学、9月1日出荷分から国内向けフェノール関連製品の価格を値上げ
フェノール関連製品の価格修正について
三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:冨澤 龍一)は、国内向けフェノール関連製品につきまして、本年9月1日出荷分より、ビスフェノールA(BPA)、アセトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)、ダイアセトンアルコール(DAA)の価格修正を実施することと致しました。
当社は、本年7月に、上記製品について、ナフサ、ベンゼン等の主原料及びユーティリティーコスト等の高騰により、価格修正を実施致しました。
しかしながら、今期52,000円/klと見込んだ国産基準ナフサ価格は、その後も更に高騰を続け、本年第3四半期(7-9月)で55,000円/kl、第4四半期(10-12月)においては、58,000円/kl程度まで上昇することが予想されます。また、ベンゼン価格についても、前回値上げを打ち出した6月から更に上昇しております。
このため、当社フェノール関連製品のコストは極めて深刻な影響を受けることとなり、当社と致しましても、自助努力によるコストアップ吸収に最大限努めてきておりますが、現行の価格体系ではとてもカバーできない状況に至っております。
以上の状況に鑑み、今回、下記のとおり更なる価格修正を実施することを決定いたしました。
記
1.対象製品/値上げ幅:(単位:円/kg)
BPA :+20
アセトン:+15
MIBK :+20
DAA :+20
2.時 期:平成18年9月1日出荷分以降
以 上