日本無線、性能を向上させた新型コンクリート内鉄筋探査機RCレーダーを発売
新型コンクリート内鉄筋探査機RCレーダー
NJJ-95Bを発売いたします
日本無線株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:諏訪頼久以下JRC 日本無線)は、コンクリート内鉄筋探査機RCレーダーの性能アップモデルとして、NJJ-95Bを9月15日より国内及び海外に販売を開始いたします。
【 開発理由 】
コンクリート構造物は、長期間、品質を維持する必要があり、マンション、橋梁等のコンクリート構造物の耐久性に関わる鉄筋の配筋状態及びかぶり(コンクリートの鉄筋までの厚さ)を確認するため、昨今、非破壊試験による品質管理手法が特に強く求められています。さらに、現場では作業性の良い高精度の非破壊検査機器の要求が高まっています。
【 RCレーダー(NJJ-95B) 】
RCレーダー(NJJ-95B)はコンクリート構造物鉄筋探査機として非破壊により電磁レーダー方式にて鉄筋位置、かぶりを探査しますが、本モデルでは測定対象深度が今までの20センチから30センチへと、より厚い部位の測定が可能となり、さらに浅い部位の鉄筋の深度を1mmステップで表示するなど性能が向上しました。
また、操作ボタンは、暗い場所での作業性を向上させるため、軍手をはめていてもクリック感のある蛍光スイッチを採用しました。
本装置の販売価格は180万円、平成18年度は300台の販売を見込んでいます。
【 特 長 】
■探査深度は30センチまで可能
■浅い部位の表示ステップを1mm単位表示
■操作ボタンを蛍光スイッチとし暗がりでも確認可能
■内蔵CFカードに約3km分のデータを保存可能
■コンパクト軽量約1.1kg
■プリンターへは赤外線転送でコードレス対応
■充電池1個で2時間運用が可能