三菱電機、業務用32型液晶ディスプレイ「VISEO Lite」シリーズを発売
中間階調間の応答速度6msを実現したパブリックディスプレイのエントリーモデル
三菱業務用32型液晶ディスプレイ「VISEO Lite」シリーズ発売のお知らせ
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、公共機関、交通ターミナルや店舗などでの画像表示に最適な業務用液晶ディスプレイのエントリーモデル「VISEO Lite(ヴィセオ ライト)」シリーズの第二弾として、WXGA対応の32型液晶ディスプレイ「LDT321V」を9月下旬から発売します。
< 発売の概要 >
商品名 液晶ディスプレイ「VISEO Lite」
形名 LDT321V
希望小売価格 オープン
出荷開始 9月下旬
月産台数 1,500台
< 発売の狙い >
近年、パソコンの高性能化、ディスプレイの大型化、低価格化に伴い、公共の場への情報発信が多用途化していますが、使用されるディスプレイは、業務用としての機能に乏しい家庭用TVセットを流用するか、本格的な高価格・高機能業務用ディスプレイを使用するかのいずれかであり、選択肢が限られていました。
当社は今回、これまでの経験を生かし、業務用ディスプレイに必要な機能を厳選したエントリーモデル「VISEO Lite」シリーズの第二弾として、7月に発売した37型に続き、32型を新発売します。
高機能業務用ディスプレイ「VISEO PRO」シリーズ3機種と合わせ、用途・予算に応じた業務用ディスプレイが選択できます。
< 新製品の特長 >
1.「中間階調間の応答速度6ms」により、残像感の少ない鮮明な画像を再現
オーバードライブ回路(※1)の搭載により、「中間階調間の応答速度6ms」を実現しました。これにより、静止画のみならず動画でも残像感の少ない鮮明な画像を再現します。さらに、高性能液晶パネルの採用により、「1200:1のコントラスト比」と「500cd/m2の高輝度」を実現し、引き締まった深みのある黒と、より鮮やかな色彩を再現します。
(※1) 液晶を高速で駆動するための液晶制御回路
2.業務用システム構築のための高度な機能を搭載
ディスプレイの電源ON/OFFを自動で行う「スケジューリング機能」、複数の画面を高精度にマルチスクリーン表示する「タイリング機能」、PCによるディスプレイの制御を可能にする「RS-232C(※2)経由の制御機能」など、業務用システム構築のための高度な機能を搭載しています。これらにより、幅広い業務用途に対応します。
(※2) 米国電子工業会(EIA)によって標準化されたシリアル通信の規格
3.多彩な入力仕様と画像調整機能を搭載
PC入力、ビデオ入力に対応するコネクターだけでなく、DVDビデオなどの信号暗号化方式であるHDCP(※3)に対応したDDWG(※4)規格のDVI-Dコネクターも搭載していますので、高品位なデジタル映像を再現することができます。また、対角方向、水平方向、垂直方向へのズーム機能により、入力画像の大きさを自在に調整できます。
(※3) High-band width Digital Content Protection
(※4) Digital Display Working Group
<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 お買物相談窓口 (ディスプレイ)
TEL: 03-3424-9298