TDCソフト、アジア航測と資本・業務提携
アジア航測株式会社との資本業務提携に関するお知らせ
TDCソフトウェアエンジニアリング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:河合輝欣、以下TDCソフト)とアジア航測株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:丸岡大祐、以下アジア航測)は、TDCソフトがアジア航測の株式を取得する資本業務提携に関し合意いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.資本提携並びに業務提携の趣旨
ITは、水道や電気と同様の社会インフラとなり、今や市民生活にとってなくてはならないものとして、ますますその重要性は増大しております。
TDCソフトは、昭和38年の設立以来、情報サービス専業者として多方面にわたり社会の情報化に寄与してまいりました。近年は、「需要創造企業」として、得意とする通信技術とデータ・ベース技術をもとに、金融や産業関連の情報システムの構築や、位置・時間・写真等を活用した市民生活密着型のサービス分野への進出に注力しております。
アジア航測は、昭和29年設立の航空測量を中心とする、技術力と信頼性に定評のある空間情報コンサルタント会社であります。近年は、建設コンサルタント技術、GIS(地理情報システム)を中心に航空写真、高精度道路情報、都市景観映像情報、水質・土質データ等の各種データ・ベースを活用するビジネス分野へ進出しております。
両社が資本業務提携を推進し、両社の特徴と強みをより一層高めることにより、社会や顧客への新たなサービスの提供や両社の業務のさらなる拡大が期待できるものと考えております。
2.資本提携の内容
当社は、アジア航測が行う予定の自己株式の処分の引受けにより、アジア航測普通株式70万株(アジア航測の発行済株式総数に占める割合4.61%、取得価額1株につき424円)を平成18年9月末日までに取得する予定です。
3.業務提携の内容
当社は、当社のコア・コンピタンスであります(1)位置、時間、写真等を活用するモバイル技術や通信技術、(2)業務やコンテンツのシステム化に関する技術と、アジア航測は同社のコア・コンピタンスであります(1)高度な地形及び地理情報計測技術やそれにより蓄積した情報、(2)GISに関する技術とを相互に提供し、技術分野の拡大や新たなサービス分野の開発を推進してまいります。
また今後、両社はユビキタスネットワーク社会の発展と業容の拡大のための技術提携に向け、業務提携の効果を具体的に実現すべく、提携の内容につき協議、検討する予定です。
4.日程
平成18年9月27日払込期日
5.会社の概要(*添付資料参照)
6.今後の業績に与える影響
資本業務提携が業績に与える影響につきましては、現段階では軽微と考えますが、相互の協力により業績の向上に寄与するものと考えており、今後、必要に応じ開示してまいります。
以上