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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.06.Sat
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2007'03.07.Wed

フリースケール、高集積プロセッサ「PowerQUICCIII」の新製品「MPC8533E」を発表

オフィス・プリンタの高速処理、ネットワーキング、および暗号化を実現
するフリースケールのPowerQUICCIIIプロセッサ

Power Architecture(TM)テクノロジに基づいたMPC8533Eにより、
カラー多機能プリンタ/コピー機のネットワーク・セキュリティと省電力を
業界標準でサポート


 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:高橋恒雄)は、高集積プロセッサPowerQUICCIIIの新製品MPC8533Eを発表しました。MPC8533Eは、次世代のオフィス用高速ハードコピー機器に合わせて最適化したSoC(システム・オン・チップ)で、ギガヘルツ・クラスの性能、高集積、および低消費電力において比類のないレベルの組み合わせを提供します。

 急成長を続けるカラー・プリンタおよびイメージング市場では、法規制が流動的に変わり、求められる性能や機能も一定ではありません。これらの変化に合わせて設計されたMPC8533Eは、カラー多機能プリンタ(MultiFunction Printer: MFP)に最適な計算能力と制御機能を備えており、高速カラー処理やMFPアプリケーションの並列処理、そしてその他の計算要求量の多い処理にも十分に対応します。

 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンのネットワーキング&コンピューティング・システム・グループ ジェネラル・マネージャー伊南恒志は、次のように述べています。「MPC8533Eは、プリンタおよびイメージング市場に対するフリースケールの貢献と、特定市場向けソリューションに適合させることができるフリースケールの能力を実証しています。
 MPC8533Eは、エンタープライズ・クラスのオフィス・プリンタ環境に理想的ですが、産業機器やIPサービス機器など、他の多くのアプリケーションにも利用できます。」

 MPC8533Eは、プライバシとセキュリティを強化するため、統合ハードウェア・アクセラレーション機能によって、IEEE P2600標準(Hardcopy Device and SystemSecurity Working Groupが審議中)をサポートしています。この標準は、医療、金融、および他のオフィス環境において義務づけられている文書のセキュリティと機密性を実現するために策定されました。P2600では、次世代オフィス機器メーカやユーザを対象として、証明、認証、プライバシ、整合性、機器管理など、セキュリティのあらゆる側面に関する要綱が定められています。

 Peerless Systemsのセールス&マーケティング バイス・プレジデントEdwardGaughan,氏は、次のように述べています。「セキュアなネットワーク・アプリケーションの必要性が著しく広がっています。PeerlessNetセキュリティ・ソフトウェア開発キットは、オフィス機器メーカ向けのIEEE P2600エンドツーエンド・プリンティング標準の実装など、さまざまなセキュア通信アプリケーションにおいて、MPC8533Eのハードウェア・アクセラレーションの実現を強化します。」
 MPC8533Eは、ファンレス動作と省電力動作を実現するように設計されているため、米国環境保護局が推進する業務用および民生用機器の省電力化プログラムであるENERGY STARを採用する機器メーカには理想的です。
 ENERGY STAR(R)では、機器のエネルギー消費量を測定および追跡し、その目標値を設定するためのエネルギー管理ガイドラインが定められています。

 IDCのシニア・リサーチ・アナリストIan Eigenbrod氏は次のように述べています。「プリンタおよびイメージング機器のスペースにおけるますます厳しい市場と規制の要求により、画質と電力効率を高めることへの新たな需要が生まれます。
 半導体メーカは、これら次世代プラットフォームへの移行において市場をリードするポジションであり、セキュリティ機能を搭載し、プロセッシング性能を高め、かつ低消費電力のソリューションを提供していくでしょう。

MPC8533Eの主な特長
 MPC8533Eプロセッサは、e500v2コアを搭載したフレキシブルなSoC(システム・オン・チップ)です。e500v2コアは、Power Architectureテクノロジに基づいており、最大1GHzの高速動作と、256KBという大規模なL2キャッシュを特長としています。
 MPC8533Eの高速シリアル・インタフェースは、広帯域幅のPCI Expressオープン・スタンダードとGigabitEthernetをサポートし、プリンタおよびイメージング・システムで求められる高速メディア転送を提供します。また、MPC8533Eは、倍精度浮動小数点エンジン、信号処理エンジン、TCPオフロード・エンジン、およびフリースケールが業界をリードするセキュリティ・エンジンなど、複数のハードウェア・アクセラレーション・エンジンを搭載しています。

価格と供給
 MPC8533(暗号化機能なし)およびMPC8533E(暗号化機能搭載)は、フリースケールの90nmプロセスを採用し、783ピンFC-PBGAパッケージで供給されます。MPC8533およびMPC8533Eの初期サンプルは、2007年第1四半期に出荷される予定です。また、量産開始は2007年第4四半期に予定されています。1GHzMPC8533プロセッサ(400MHz DDR搭載)の1万個購入時の1個あたりの参考価格は58.90ドル(USD)からとなっています。技術パートナであるPeerlessSystems、EMRT Consultantsおよびフリースケールは、フリースケール・テクノロジ・フォーラムの技術トラックC-4/C-5(会場:目黒雅叙園)にて、PowerQUICCIIIのハードウェア・アクセラレーションのデモンストレーションを実施します。


フリースケール・セミコンダクタについて

 フリースケール・セミコンダクタ・インクは、自動車用、民生用、産業用、ネットワーキングとワイヤレスマーケット向け組込み用半導体のデザインと製造の世界的リーダーです。 2004年7月にニューヨーク証券取引所に上場しています。
 フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界30カ国以上の国で、半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。フリースケールはS&P 500Rのメンバーであり、世界的な大手半導体メーカーです。
 2005年度の売上高は58億ドル(USD)でした。詳細は、http://www.freescale.comをご覧ください。


読者からのお問い合わせ先:
テクニカルインフォメーションセンター
Tel: 0120-191014
Email: support.japan@freescale.com


 FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、フリースケール社の商標です。
 文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。Power Architecture、Power.org ならびにPower、Power.orgのロゴマーク、関連するマークはPower.orgの商標であり、ライセンスのもとに使用されています。

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