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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.07.Sun
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2007'03.06.Tue

東芝ソリューションと日本IBM、サーバーリソース最適化クラスタソリューションを発売

サーバーリソース最適化クラスタソリューションの販売を開始

~リソース必要時にのみサーバー電源投入で環境にも配慮~ 


 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司、以下 東芝ソリューション)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、社長:大歳卓麻、NYSE:IBM、以下日本IBM)は、仮想化技術とオートノミック・コンピューティング技術を活用し、サーバーリソースを最適化する、環境にも配慮したクラスタソリューションの受注活動を本日から開始します。

 今回発表するソリューションは、東芝ソリューションの統合クラスタソフトウェアの最新バージョン「DNCWARE ClusterPerfect(R) EX V9(以下、ClusterPerfect EX)」と、日本IBMのワークロード管理ソフトウェア「IBM(R) Virtualization Engine(TM) Enterprise Workload Manager V2.1(以下、EWLM)」を連携させることにより、アプリケーションの応答時間に応じてサーバーとアプリケーションの数を最適化します。負荷の低い状態ではサーバーの電源を落としておくことにより、不要な電力を消費しない環境にも配慮したクラスタソリューションを提供します。

 具体的にはEWLMがアプリケーションの応答時間を測定する標準規約Application Response Measurement(ARM)に対応したアプリケーションを監視し、アプリケーションの負荷状況をClusterPerfect EXに伝えます。ClusterPerfect EXは応答時間が悪化しているアプリケーションがあると、新たにサーバーとアプリケーションを起動し、システムとしての処理能力を高め、応答時間を改善します。(図1参照)
 インターネットを介したサービスのように負荷変動の激しいシステムや、特定の時期・時間帯に処理要求が急増するシステムに本ソリューションを適用することで、アクセスや処理要求が急増しても安定した応答時間の提供が可能になります。

 さらに本ソリューションは、IBMの最新のオートノミック・コンピューティング技術である問題判別技術の実装で、システム障害時における迅速な対応を可能としています。

 具体的には、ClusterPerfect EXはログ情報を標準化された形式(CBE=Common Base Event)で蓄積します。障害発生時にはIBMの自己修復機能を提供するソフトウェアであるIBM Build to Manage Toolkit for Problem Determination が、各障害症状の定義と対応方法を記述したシンプトン(症状)データベースとCBEに対応した製品群のログ情報を連携させ、問題の解決のヒントを提供します。このため、従来のように複数種類にわたるログを人手で解読し、解決方法を探る時間が省けるため、問題判別にかかる時間が大幅に短縮できます。(図2参照)
 サーバー統合のように様々な製品群が混在する環境に、問題判別を迅速化する本ソリューションを適用すると、より一層の効果を発揮します。

 両社は本ソリューションを、インターネットを介したサービスを提供するお客様や、サーバー統合を推進するお客様に適用していきます。


以上

*DNCWARE ClusterPerfectは、東芝ソリューション株式会社の登録商標。
*IBM、Virtualization Engineは、IBM Corporationの商標。
*その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。


<参考資料>
■『統合クラスタソフトウェア DNCWARE ClusterPerfect EX V9』について
 「DNCWARE ClusterPerfect EX」は自律型コンピューティング機能を持った多ノードクラスタソフトウェアです。最新バージョン「DNCWARE ClusterPerfect EX V9」では、EWLMとの連携によりARMに対応したアプリケーションのワークロード管理が可能になり、アプリケーションの応答時間に応じてサーバーとアプリケーションの数を最適化します。またログ情報のフォーマットにCBEを採用したことにより、問題判別の迅速化が可能になっています。商品価格は25万円/CPU~。
(製品ホームページ: http://clusterperfect.toshiba-sol.co.jp )

■『IBM Virtualization Engine Enterprise Workload Manager V2.1』について
 Enterprise Workload Manager(エンタープライズ・ワークロード・マネジャー:EWLM)は、ITインフラストラクチャー全体にまたがる分散された様々なワークロードを自動的に監視・管理し、ビジネスの成功を支える柔軟で強固なインフラを実現します。パフォーマンスのトラッキングを行い、物理的なシステム資源やネットワーク資源をいつ、誰に割り振ればいいかなどを管理し、あらかじめ定義されたサービス・クラスに応えるようワークロード管理を行います。EWLMは、より高いレベルで分散システムにおけるパフォーマンス管理機能を提供します。EWLMは、インフラ全体のアプリケーションのパフォーマンス監視と、ネットワーク・ロード・バランサーによりネットワーク・トラフィックの監視を行い、サーバーの効率的な運用とアプリケーション・パフォーマンスの向上を実現します。システム管理者は、複数のサーバーに対し、ジョブが順調に処理されているか、サービス・レベルは維持できているか、パフォーマンスに影響を与えている箇所はどこかなどを特定し管理することができます。
(製品ホームページ: http://www.ibm.com/jp/solutions/virtualization/enterprise/ewm.shtml )

図1.サーバーリソース最適化によるアプリ応答時間の改善 
図2.多ノード環境における問題判別の迅速化
 (※ 関連資料を参照してください。)

<ホームページ> 
日本IBMトップページ: http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース: http://www.ibm.com/press/jp/

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