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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.07.Sun
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2007'03.11.Sun

ミック経済研究所、「UNIX・Windows対応ミドルウェアパッケージソフトの市場展望【開発・運用編】 2006年度版」を発刊

「UNIX・Windows対応ミドルウェアパッケージソフトの市場展望 【開発・運用編】 2006年度版」を発刊

統合運用管理パッケージ市場は、セキュリティ管理機能とサービス管理機能の貢献で、2005年度は14.7%増、2006年度は13.4%増と好調に推移。


 情報・通信分野専門の市場調査機関である株式会社ミック経済研究所(本社:東京都港区、社長:有賀 章、以下ミック)は、UNIXおよびWindowsをプラットフォームとしたサーバ対応のミドルウェアパッケージソフトの市場動向を捉えたマーケティングレポート「UNIX・Windows対応ミドルウェアパッケージソフトの市場展望【開発・運用編】2006年度版」を発刊したと発表しました。
 同マーケティングレポートは、ハードウェアベンダー5社とソフトウェアベンダー80社を調査対象にDBMS系、開発支援系、運用管理系、帳票作成系ミドルウェア18分野について調査を行いました。この調査は、各ベンダーの数値を積み上げ、その他ベンダー分を推測し、2004年度から2006年度の分野別UNIX・Windows対応ミドルウェアパッケージソフトの市場規模と、この3ヵ年の数値を元に2010年度までの中期予測をしたものです。

 調査結果の概略は、以下のとおりです。


< 市場全体 >
 2004年度、18分野のミドルウェアパッケージの総市場規模は約2,624億円、2005年度は約2,895億円で前年対比110.3%と二桁成長しました。2006年度は約3,200億円、前年対比110.5%と景気の回復によるIT投資の増加等で順調に推移するものと見込まれます。2007年度には、約3,466億円、その後も年率6~7%の成長で推移するものと思われ、2010年度には、4,100億円を突破するものと予想されます。

< ミドルウェアパッケージ市場【開発・運用編】の調査対象分野 >
 (※ 関連資料を参照してください。)

< 統合運用管理パッケージの機能分野別市場 >
 ミドルウェアパッケージ市場【開発・運用編】の中から、今回は、統合運用管理パッケージについて紹介します。同パッケージを機能別に10分野に分類して市場を算出しました。10分野別の概要は以下のとおりです。

< 統合運用管理パッケージ市場の機能分野別10分類 >
 1.統合管理 2.パフォーマンス管理 3.アプリケーション管理 4.システム管理 5.資産管理 
 6.セキュリティ管理 7.サービス管理 8.ジョブ管理 9.ネットワーク管理 10.ストレージ管理 

 10分野にわたる機能を合算した統合運用管理パッケージのトータル市場は、2005年度、前年対比14.7%増の出荷金額約722億円、2006年度は、前年対比13.4%増の出荷金額819億円になる見込みです【図表1参照】。
 これを機能分野別に見ると、2005年度は、ジョブ管理が約125億円、17%強で最も高い構成比となりました。ジョブ管理とは、電源起動からサービスの開始や停止及び電源切断までの業務の自動化を実現させ、企業のITシステムの安定した業務遂行を支援するための機能です。ジョブ管理は、日立製作所の「JP1」が得意としている機能で、2006年度も引き続き最も高い構成比を占めると予想されます。
 次いで、統合管理が約104億円、14%強の構成比で続いています。統合管理とは、ジョブ管理やサービス管理などと連携し、企業の情報システム全体を一元管理する機能です。現在、企業情報システムは、複雑且つ大規模化しており、システムの運用や管理を効率化及び省力化するために、ネットワーク、サーバー、アプリケーションなどを一元管理する必要性が求められています。
 10%台の成長が多い中、セキュリティ管理とサービス管理は2005年度で前年対比30%を超える高成長を見せています。セキュリティ管理は、2005年度で前年対比36.8%増の約74億円、サービス管理は、同48.1%増の約40億円でした。セキュリティ管理とは、情報システムを外部からの不正アクセスから守ることや、内部からの情報漏洩を防止させる管理機能のことです。サービス管理とは、情報システムが提供するWebアプリケーションなどをはじめとする各種サービスの性能や品質を管理する機能のことです。
 現在は、個人情報保護法の完全施行に伴う各企業のセキュリティ意識の高まりだけでなく、日本版SOX法や会社法など内部統制を睨んだ法整備が行われており、統合運用管理パッケージを用いた管理が必須になってきています。
 また、近年は、ITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたフレームワークであるITILが注目されています。そして、ITILは、ビジネスにおいてITサービスをより効果的、効率的に活用することを推進していることから、ITILに基づきITシステムが提供する各種サービスの性能や品質を管理するニーズが急速に高まっており、今後もサービス管理が好調に推移するものと思われます。

 尚、同マーケティングレポートの体裁は、A4版886頁のバインダー製本(集計・分析編と個別企業個票を収録)で、価格は199,500円(税込み)です。

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