NTTソルコ、インターネットによる「ペットに関する意識調査」結果を発表
インターネットによる「ペットに関する意識調査」の結果について
~約4割がペットを飼育、「生活に潤いや安らぎ」を求める~
コンタクトセンター運営を中心としたCRMソリューションを提供する株式会社エヌ・ティ・ティ・ソルコ(以下、NTTソルコ、本社:東京都港区、代表取締役社長:川守祐市、http://www.solco.co.jp)は、日清製粉グループの日清ペットフード株式会社(本社東京都千代田区、取締役社長:増井隆夫、http://www.n-jps.com)の協力を得て、「ペットに関する意識調査」を実施しました。
1.調査目的
昨今のペットブームを受け、ファミリー層(単身世帯を除く40歳以上)を対象に、ペットの飼育状況に関する意識調査を実施し、なぜペットを飼うのか、どのような環境で飼うのかなど、飼い主の意識、背景を把握する。
2.調査方法
平成18年9月4日(月)よりNTTソルコがNTTナビスペースと共同で提供開始した『マーケティングリサーチソリューション』を活用し、NTTナビスペースの運営するインターネット会員組織「マイディレクトリ(会員数約105万人)」からモニターを抽出の上、インターネット上にてアンケートを実施。
(調査期間:平成18年8月24日(木)~8月30日(水)、有効回答者数:1,592名)
3.調査結果(詳細は別紙参照)
●ペットを飼っているのは約4割、マンション住まいでも約3割がペットを飼育
ファミリー層(単身世帯を除く40歳以上)で、自宅で何らかのペットを飼っている人は42.3%であった。住居形態別では、一戸建てに住んでいる人は49.4%と約半数がペットを飼っている。またマンションに住んでいる人では28.8%であった。一戸建てに比べマンションは様々な制約のある環境ではあるが、3割の人が何かしらのペットを飼っている。
●飼っているペットは「犬」が最多、マンション住まいでは「猫」
ペットを飼っている人に、ペットの種類を聞いたところ、「犬」が51.6%と過半数に挙げられ最も多かった。
次いで「魚類」26.6%、「猫」26.1%、「鳥類」9.1%と続いた。
住居形態別では、一戸建てに住んでいる人では「犬」が60.0%と最も多く、6割に達した。しかしマンションに住んでいる人では「犬」は27.5%にとどまり、「猫」が29.2%と小差ではあるが最多となった。「犬」の飼育に関しては住居形態による差が大きい。
●ペットを飼っている理由は「生活に潤いや安らぎ」「動物が好き」「家庭が和む」
ペットを飼っている人にその理由を聞いたところ、「生活に潤いや安らぎ」が56.1%で最も多く、「家族が動物好き」52.1%、「家庭が和む、和ができる」49.1%、「自分が動物好き」45.5%と続いた。家族に関係する理由が上位に挙がっている。
また猫を飼っている人は「家族が動物好き」が69.9%、「自分が動物好き」が63.6%で、動物好きを理由に挙げる人が多かった。他の動物以上に、猫自体が好きという人が多いことが窺える。
●ペットを飼わない理由は「充分に世話ができない」。賃貸マンション住まいでは「住宅環境の規則」
ペットを飼っていない人にその理由を聞いたところ、「充分に世話ができない」が48.7%で最も多かった。
次いで「死ぬのがかわいそう」32.1%、「住宅環境の規則」26.0%が続いた。
住居別では、賃貸のマンション、アパートに住んでいる人は「住宅環境の規則」がそれぞれ71.7%、84.6%に挙げられている。もしペットを飼いたいと思っても、住宅環境の制約により条件が整っておらず、飼うことができない人も多いことが窺える。
●大型犬の食費は5,000円、小型犬のおよそ倍
犬を飼っている人に1ヶ月のペットの食費を聞いたところ、小型犬が平均2,564円、中型犬が平均3,446円、大型犬が平均5,000円と、体格が大きくなるほど1ヶ月に必要な食費が増え、大型犬は小型犬の倍近い金額を必要としている。
また購入しているドッグフードの主な購入場所については、「ホームセンター」が68.9%で圧倒的に多く、購入しているドッグフードでは「ドライタイプ」が86.6%と最も多かった。また間食として「ジャーキー」を53.4%と約半数の人が購入している。
(※調査概要など別紙は添付資料参照)