リンクシェア、参加ECサイトの商品カタログを同梱し新規顧客を開拓するアフィリエイトを開始
リンクシェア・ジャパン、ネットとリアルの融合マーケティング
参加ECサイトのコラボレーションによる「同梱カタログアフィリエイト」事業を開始
ECサイト9社が自社配送ネットワークを活用した新規顧客開拓を相互支援
リンクシェア・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花崎茂晴 以下、リンクシェア・ジャパン)は、リンクシェア・ジャパンのアフィリエイトネットワークに参加するECサイトの自社商品配送網を共同利用することで相互に新規顧客開拓を図る、「同梱カタログアフィリエイト」(注1)事業を開始します。
まず、ポノポノコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:竹本了弘と共同で、各参加企業の商品を紹介する同梱用の小冊子「SELECT SHOP in hanabiyori」を制作、ECサイトは本冊子を各々自社商品購買ユーザー1万人に対して、商品に同梱して発送します。この小冊子には各社配布冊子毎に異なったリンクコードが掲載された、リンクシェア・ジャパンのトラッキング(成果測定)機能が実装されており、この小冊子に記載された検索キーワード(もしくはURL)経由で各社のサイトにアクセスし、購買がなされた場合(例えばA社購買ユーザーからB社商品が売れた場合)、購買があった企業(B社)より冊子発送企業(A社)に対し、リンクシェア・ジャパンを通じて購買額の売上げに対して成果報酬が支払われる仕組みです。
第一弾として、デル、セブンドリームドットコム、上新電機等9社が参加、また一部書店配送ルートも活用し、合計10万冊を配布します。
この同梱ネットワークの仕組みのメリットは以下の通りです。
(1)良質な顧客層を有する各ECサイトが、顧客リストを融通することなく、相互に見込み客を獲得できること
(2)成果の測定ができ、かつ、成果ベースで精算できるため、企業の大小、商材の特性によらず多くの企業が参加でき、成果測定も容易なこと
(3)各社の通常の配送網を相互活用することで、極めて安いコストで購買意欲の高い見込み客へのリーチが可能になること
(4)自社商品以外の商品を自社顧客に案内できることで、顧客満足度の拡大につながること
リンクシェア・ジャパンの花崎茂晴代表取締役社長は次のように述べています。「リンクシェア・ジャパンに参加するECサイトは、良質かつ購買意欲の旺盛な顧客をそれぞれ多く持っており、これらの顧客を、リスト交換することなく「自然な形で相互融通できる仕組み」を過去、ネット上での企業間提携(アフィリエイト)により推進してきました。今回はネット上で完結していた仕組みを一歩推し進め、紙媒体であるカタログと配送ネットワークを活用することで、リアルでのコラボレーションを実現できました。今後も、さまざまなチャネル、メディアを使ってアフィリエイトの応用的活用を推進し、参加企業の顧客開拓を支援していきたいと考えています。」
今後、リンクシェア・ジャパンでは、本事業への参加ECサイトの増加と、書店など実店舗での配布ルートの拡大にも取り組む予定です。
<参加企業>
株式会社ウィルコム(サイト名:ウィルコムストア)
オフィス・デポ・ジャパン(サイト名:オフィス・デポ ネットショップ)
上新電機株式会社(サイト名:Joshin web)
株式会社セブンドリーム・ドットコム(サイト名:セブンドリーム・ドットコム)
センプレデザイン(サイト名:SEMPRE.JP)
デル株式会社(サイト名:Dell)
株式会社ネットプライス(サイト名:ネットプライス)
株式会社ハピネット・オンライン(サイト名:ハピネット・オンライン)
森下仁丹株式会社(サイト名:森下仁丹)
(社名の五十音順)
(注1)アフィリエイト(アフィリエイト・プログラム)
WEBサイトの運営者(アフィリエイトサイト)が、自分のサイト内に「商品の販売」や「資料請求」「会員登録」などを促進する企業(ECサイト)と提携し、自分のWEBサイト内にリンク原稿(商品・テキスト・バナー等)を貼り、WEBサイトに訪れる一般ユーザーが、そのリンク原稿経由で商品を購入したり、資料請求を行ったり、会員登録をした場合に、それぞれの成果に応じてECサイトからアフィリエイトサイトに対して報酬(コミッション)が支払われる、という仕組みのこと。「成果報酬型広告」「提携システム」などと呼ばれることもある。「Affiliate(アフィリエイト)」は、「提携する」「加盟する」という意味。
(注2)hanabiyori
hanabiyoriはポノポノコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:竹本了弘)が発行するフリーマガジン。全国47都道府県の書店で、成人女性だけに手渡しで配布され、紙面はケータイと完全連動を行い、誌面に掲載されたバーコードをスキャンすることで、記事に関する待受画面や着声などをケータイで楽しむことができる。
【 リンクシェア・ジャパン 】
http://www.linkshare.ne.jp/
三井物産株式会社と米国のアフィリエイトサービスの大手LinkShare Corporation(本社:米国ニューヨーク)の2社が同額出資して2005年1月1日より営業開始。アフィリエイトサービスとしての「リンクシェ ア」は、三井物産が米国LinkShare Corporationから日本における独占販売権を得て、2001年4月に三井物産の社内ベンチャープロジェクトとしてスタート。デル、アップルコン ピュータ、ジャパネットたかた、日比谷花壇、ベルメゾン(千趣会)等日本の大手ECサイトが参加していること、また、1円からアフィリエイト報酬を支払う ことを特徴としている。参加ECサイト270社、参加アフィリエイトサイト数は法人、個人合わせて17万(2006年9月末現在)。携帯アフィリエイト サービスは、2004年4月から開始。
【ポノポノコミュニケーションズ株式会社】
http://www.ponopono.co.jp
2005年10月設立。主要株主はレイ(JASDAQ上場)、日経BP、伊藤忠紙パルプ、日本出版販売。
紙メディアとケータイメディアやPC,イベントを組み合わせてメディア価値の最大化を目指しクロスメディア総合出版事業を展開する。2005年10月にモバイル連動型、ターゲット絞込み型の女性向けフリーマガジン「花日和」(隔月刊)を創刊、2006年10月号から、発行部数を40万部とし、リブロ書店,丸善書店ほか全国の約700の書店で、レジ内手配り配布を行っている。