タワーレコード、「米MTS社売却」報道で「資本・営業上関係なく影響なし」とコメント発表
米国MTS社(米国タワーレコード)の売却報道について
本日、一部報道機関において、米国にてTOWER RECORDS、89店舗を運営するMTS社の売却および店舗の閉鎖に関する報道がありました。米国タワーレコードと弊社タワーレコード株式会社は、現在、資本上ならびに営業上および契約上も関係を有しておらず、店舗事業の運営については弊社独自に行っております。また、弊社商号につきましても、本件の影響を受けるものではございません。以上の点をご理解頂き、先日のChapter11申請についての報道時と同様に報道関係各社様においては格別のご理解とご配慮を頂きますことを切にお願い申し上げます。
タワーレコード株式会社
企画室グループ 広報室
本件に関する弊社社長のコメント
この度の米国MTS社ならびに米国タワーレコードの競売結果について非常に残念に思います。創始者であるラッセル・M・ソロモン氏をはじめMTS社とその関係者、そして米国タワーレコードをご愛顧頂いた全米の音楽ファンのみなさんの無念さを慮る限りです。米国と日本では市場、事業環境等の違いがあり、一言で本件について論ずることは困難ですが、最後まで持ち続けた米国タワーレコードの再生への道が絶たれたことについて深く遺憾の念を表します。全米のみならず、世界の音楽マーケットにおいてラッセル・M・ソロモン氏の生んだTOWER RECORDSの貢献は図り知れません。いつの日か米国での再興を願いつつ、タワーレコードジャパンはラッセル・M・ソロモン氏と彼の生んだTOWER RECORDSのDNAを継承しこれからも音楽の素晴らしさを世の中に伝え続けていきたいと思います。NO MUSIC, NO LIFE.
タワーレコード株式会社
代表取締役社長グループCEO
伏谷博之