保土谷化学、生産品の再編と危険物物流事業拡大などで横浜工場を再構築
横浜工場再構築について
~生産品の再編と危険物物流事業の拡大~
当社は、現在平成18年度を初年度とする中期経営計画「イノベーション90」を推進中です。このたびフェーズI(平成18~19年度)のテーマである「成長に向けた経営基盤の確立」に向けて、「横浜工場の再構築、生産品の再編と危険物物流事業の拡大」を行う方針を固めました。これにより、横浜工場における収益力の一層の向上を図り、当社の中長期的な成長戦略をさらに加速させる所存であります。以下にその決定内容をお知らせいたします。
記
1.生産品の再編
現在、横浜工場では、各種染料、農薬原体、各種樹脂材料等の多品種を生産しております。今回、生産品個々の収益性・将来性等を見直し再編を行った結果、次の通りとなります。
1)高付加価値・差別化製品を主体に生産を継続いたします。
2)それ以外の製品については引き続き自社開発を継続し、他工場への移管もしくは外部へ生産委託し収益力の向上を図ります。
3)一部の低収益品目については、事業撤退を行うことといたします。
2.危険物物流事業の拡大
現在、当社の子会社「保土谷ロジスティックス株式会社(以下HLC)」が行っている危険物物流事業は、堅調な需要に支えられ着実にその収益性を向上させつつあります。とりわけ当社横浜工場内にあるHLC横浜営業所はその立地の優位性と需要の高まりを早期に取り込み、事業拡大を図ることが急務と目されます。今回、横浜工場生産品の再編にて生じる用地を活用し、HLC横浜営業所の危険物倉庫を増設し、危険物物流事業の拡大を図ることといたします。
3.生産品再編・危険物倉庫建設時期
1)生産品の再編は、原則的に平成19年3月までに完了させることといたします。
2)危険物倉庫建設は、平成19年度より段階的に開始いたします。
4.人員に関わる件
横浜工場人員の一部は、グループ全体の収益力向上を目的とし、当社他部門および当社グループ各社の強化必要部門へ配転を行います。
5.業績に及ぼす影響について
単体および連結の業績に及ぼす影響につきましては、適時開示の基準に従って別途お知らせいたします。
【 ご参考 】
1.横浜工場の概要
1)所在地:神奈川県横浜市鶴見区大黒町7番43号
2)工場長:杉浦裕之
3)操業開始:昭和14年11月
4)生産品目:各種染料、農薬原体、各種樹脂材料
2.保土谷ロジスティックス(株)の概要
1)本店所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町66番地2
2)代表者:取締役社長 小川龍夫
3)事業内容:倉庫業、貨物運搬取扱業
4)物流拠点:横浜営業所(神奈川県横浜市)
郡山営業所(福島県郡山市)
南陽営業所(山口県周南市)
以 上