オーベクス、来年3月末でアパレル事業から撤退
アパレル事業からの撤退に関するお知らせ
当社は、平成18年10月11日開催の取締役会において、平成19年3月31日をもって、下記のとおりアパレル事業から撤退することを決議いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.事業撤退の理由
当社のアパレル事業は日本で最初の帽子製造会社として創業し、今日その歴史は110年を超えるまでになり、この間にメンズカジュアルウェアからスポーツウェアまでトータルなファッションアイテムづくりへとその範囲を広げて参りました。しかしながら個人消費はまだまだ力強いものではなく、アパレル業界をとりまく環境は非常に厳しい状況にあります。当社といたしましては、アパレル事業の改善を図るため不採算店舗からの撤退や人員の削減等合理化諸施策を推し進めて参りましたが、経営環境の改善は見込めずこれ以上の事業の継続は採算上困難との判断に至り、アパレル事業からの撤退を決議いたしました。
なお、当期の秋冬物商品については、通常どおり営業を行い、アパレル事業の全部または一部にかかわらず、事業譲渡等についても、今後の選択肢の一つとして検討してまいります。
2.アパレル事業の概要
平成18年3月期(個別)における経営成績
アパレル事業(a) 全社(b) 比率(a/b)
売上高 1,791百万円 5,290百万円 33.9%
売上総利益 439百万円 1,456百万円 30.2%
営業利益 Δ779百万円 Δ650百万円 - %
3.撤退部門に属する従業員の取扱い
撤退部門の従業員につきましては、事業譲渡等に伴う転籍や、テクノ事業部門等、他の事業部門への配置転換などの対応を検討してまいります。
4.損益に与える影響
アパレル事業撤退に伴い、たな卸資産の除却損等撤退関連費用として最大約1,300百万円を平成19年3月期に特別損失として計上する見込であります。
5.今後の日程
平成19年3月31日(予定)アパレル事業からの撤退
6.今後の見通し
アパレル事業の撤退に伴う当期(平成19年3月期)の業績見通しについては、現在集計中であり、判明次第お知らせいたします。
以上