日本気象協会、平成19年の花粉飛散量の予報を発表
平成19年春の花粉飛散予報
財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区, 会長:松尾 道彦)は、平成19年の花粉飛散量の予報を発表します。なおこの予報は、全国の今夏の気象条件を元に作成したもので、現在実施中の花芽観測や今後の気象条件により内容が変わることがあります。今後も日本気象協会の花粉予報に注目いただくともに、花芽観測から花粉予測まで豊富なラインナップを取り揃えた日本気象協会の花粉情報サービスをご利用ください。
<平成19年春の花粉飛散予報> 平成19年10月16日現在
■平成19年春の花粉飛散量は?
平成19年スギ・ヒノキの花粉飛散量は、全国的に例年(過去10年の平均)より少ないでしょう。また今春と比べると、東日本や東北では多く、西日本は少なくなる見込みです。
■平成19年春の傾向について
毎年春の花粉飛散量は、前年夏の気象条件の影響を強く受けます。猛暑で日照時間の多い場合は、花芽が生長し花粉の量が増加しますが、冷夏で日照不足の場合は花粉の量は減少します。
今年の夏は、気温は平年並みのところが多かったものの、花粉の量の増減に最も影響を与える7月の日射量や日照時間が全国的に少なく、平成19年春の花粉飛散量は例年に比べ全国的に少なくなるでしょう。
また今春の花粉飛散量は西日本では例年並のところが多く、一方東日本や東北では記録的に少なくなりました。平成19年春の花粉飛散量は、西日本では例年並の飛散量が期待できないことから今春よりも少なく、東日本や東北では今春よりは飛散量が多くなる見込みです。
なお、予報の詳細について解説する各種情報サービスを提供しています。サービスの申込・問合せは各支社・支局・支配人まで御願いします。