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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'04.19.Fri
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2013'01.11.Fri
レッドハット、Red Hat Enterprise Virtualization 3.1を提供開始

Red Hat Storageとの統合を実現し、
スケーラビリティとネットワーク、ストレージ向けの機能を強化


 [東京発 2013年1月10日発表]

 レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区,代表取締役社長:廣川裕司、以下レッドハット)は本日、エンタープライズ向け仮想化プラットフォーム製品「Red Hat Enterprise Virtualization 3.1」の提供開始を発表します。バージョン3.1では、日本語化された管理インターフェイス、スケーラビリティ、ネットワーク、ストレージ、および仮想デスクトップ機能を強化しています。また、このリリースでレッドハットは、Red Hat Enterprise Virtualizationと、Red Hat StorageおよびRed Hat Enterprise Linuxを含む、包括的なRed Hat製品群との組み合わせにより、柔軟性をさらに向上させました。

 Red Hat Enterprise Virtualizationは、エンタープライズ向けに設計された、現在入手可能な唯一のミッションクリティカルなエンドツーエンドのオープンソース仮想化インフラストラクチャです。昨年1月に発表した前バージョンのRed Hat Enterprise Virtualization 3.0は、機能、性能、スケーラビリティ、およびコストの優位性をエンタープライズ市場に提供しました。本日の発表時点で、SPECvirt_sc2010(http://www.spec.org)で公表されている28の性能ベンチマークのうち、Red Hat Enterprise VirtualizationのKVM(Kernel-based Virtual Machine)ハイパーバイザが上位7スコアを独占し、2ソケットと4ソケット構成での最高性能と、8ソケット構成でも唯一の正式性能記録を保持しています。


<バージョン3.1での主な追加機能>
 Red Hat Enterprise Virtualization 3.1は、さまざまな新機能を提供しています。プラットフォームに関しては、ゲスト仮想マシンのスケーラビリティが強化されています。仮想マシン当たり最大160の論理CPUと最大2TBのメモリがサポートされるようになり、最新の業界標準x86プロセッサをサポートするために、KVMハイパーバイザが拡張されています。Red Hat Enterprise VirtualizationはRed Hat Enterprise Linuxと同じKVMハイパーバイザテクノロジを使用し、共通のABI互換を維持することで仮想化プラットフォームを柔軟に提供します。

 Red Hat Enterprise Virtualization 3.1には、日本語化されたユーザーインターフェイス、改善されたクロスプラットフォームWeb管理ポータル、レポートダッシュボードのアップデート、新たな仮想ネットワーク機能、さらに強化されたストレージ機能も含まれています。ストレージライブマイグレーションのテクノロジプレビューを提供することで、仮想マシンを終了させることなく、ストレージドメイン間で仮想マシンディスクファイルの移行が可能になり、柔軟性が向上しています。パワーユーザーポータルで強化されたリソースクオータ機能により、テスト/開発やその他のプライベートクラウドにおけるセルフサービスが可能になっています。また、新たな仮想デスクトップオートスタートポリシー、改善されたWANの最適化を含め、VDI機能も進化しています。


<Red Hat Storageとの統合>
 Red Hat Enterprise Virtualization 3.1の追加機能の1つとして、Red Hat Storageとの統合があります。Red Hat Storageは、非構造化データをファイルおよびオブジェクトとして管理できる、スケールアウト、オープンソース・ストレージ・ソフトウェアソリューションです。2011年10月のGluster,Inc.の買収によりRed Hatが取得したGlusterFSテクノロジをベースとするRed Hat Storage Serverは、2012年7月より国内で提供開始され、エンタープライズのお客様に、オープンで統一されたスケールアウト・ストレージ・ソフトウェアを提供しています。

 Red Hat Enterprise Virtualization 3.0は、Fibre-Channel、iSCSI、NFS、またはローカルストレージ上で仮想イメージ/ストレージにアクセスできました。Red Hat Enterprise Virtualization 3.1ではプラットフォームの汎用性をより拡大し、Red Hat Storageで管理された安全な共有ストレージプールへのアクセスが可能になっています。この統合は、オープンハイブリッドクラウドの構成要素として、運用コストの削減、優れたポータビリティ、柔軟性、スケーラビリティ、可用性を向上させ、ITインフラの選択肢を提供します。また、オープンソースプロジェクトoVirtとGlusterによるコミュニティ主導の革新を、エンタープライズへ提供します。この2つの製品の組み合わせは、コンピュータリソースとストレージリソースを仮想化環境で統合します。

 Red Hat Enterprise Virtualization 3.1は、本日より国内のお客様に提供されます。また、以前のバージョンのサブスクリプションをお持ちのお客様に対して提供されます。60日間のトライアル版も、www.redhat.com/promo/rhev3で提供されます。


■サブスクリプション価格
 Red Hat Enterprise Virtualization 3.1を含め、レッドハットは最新の新機能やイノベーションを、サブスクリプションモデルによって継続的にお客様へお届けします。

 Red Hat Enterprise Virtualization for Serversは、管理対象サーバのソケット単位で、サブスクリプションサービスでの提供となっており、サポートレベルにより2種類の価格を設定しています。

 サポートの種類:1ソケットあたり年間価格(税別)とサポート内容
 ●スタンダード:6万4,900円
  電話およびWebサイトによるサポート:月~金の午前9時~午後5時
 ●プレミアム:9万7,400円
  電話およびWebサイトによるサポート:週7日24時間

 また、Red Hat Enterprise Virtualization for Desktopsは、お客様が保有しているRed Hat Enterprise Virtualization for Serversサブスクリプションのアドオンとして、同時接続25デスクトップ単位で提供されます。サブスクリプションには、サポート対象のデスクトップオペレーティングシステム、SPICEリモートレンダリングプロトコル、コネクションブローカーに関するサポート、およびLinuxとWindowsプラットフォーム上で動作するシンクライアントとPCブラウザーのサポートが含まれます。

 サポートの種類:同時接続25ユーザあたりの年間価格(税別)とサポート内容
 ●スタンダード:4万8,800円
  電話およびWebサイトによるサポート:月~金の午前9時~午後5時
 ●プレミアム:7万3,200円
  電話およびWebサイトによるサポート 週7日24時間


■コンサルティングサービス
 1)仮想化現状分析コンサルティング(作業日数3日間~:費用60万円~)
   お客様の仮想化製品の利用状況を棚卸しし、Red Hat Enterprise Virtualization(以下、RHEV)によるコスト削減案を作成します。

 2)仮想化移行トライアル・コンサルティング(作業日数15日間~:費用300万円~)
   下記2.1と2.2を組み合わせたコンサルティングを提供します。

 2.1)V2Vアセスメント(作業日数5日間~:費用100万円~)
   お客様の仮想化製品の利用状況を棚卸しし、既存の仮想化環境からRHEVへの移行の難易度や優先度等を分析します。

 2.2)V2Vトライアル・コンサルティング(作業日数10日間~:費用200万円~)
   RHEV環境を構築し、既存の仮想化環境からRHEVへの移行を試行します。

 3)仮想化新規導入コンサルティング(作業日数15日間~:費用300万円~)
   下記3.1と3.2を組み合わせたコンサルティングを提供します。

 3.1)P2Vアセスメント(作業日数5日間~:費用100万円~)
   お客様の物理サーバの利用状況を棚卸しし、既存の物理環境からRHEVへの移行の難易度や優先度等を分析します。

 3.2)P2Vトライアル・コンサルティング(作業日数10日間~:費用200万円~)
   RHEV環境を構築し、既存の物理環境からRHEVへの移行を試行します。



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