2005年03月03日
加賀電子、(株)フライトシステムコンサルティング製、放送局向けコンテンツ管理ソリューション及び高速ネットワークストレージソリューションの取扱を開始
加賀電子株式会社は3月3日、株式会社フライトシステムコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長: 片山圭一朗)より発表された、放送局向けコンテンツ管理ソリューション「FLIGHT Contents Manager」及び高速ネットワークストレージソリューション「HD-NAS powered by Xserve RAID」の取扱を開始することを発表しました。
2005年3月3日 - 本日、加賀電子株式会社(東証1部、証券コード:8154、取締役社長:塚本勲 本社:東京都文京区本郷 資本金96億6004万円)は、株式会社フライトシステムコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長: 片山圭一朗) より発表された、「FLIGHT Contents Manager」及び「HD-NAS powered by Xserve RAID」の取扱・システムインテグレーション・販売を開始します。
「FLIGHT Contents Manager」ソフトウェアは、2004年11月に開催された国際放送機器展にてWindows版として発表され既に大手キー局にて稼動をしているものをMac OS X向けにリリースするものです。アップル社のHD映像編集ソフト、Apple Final Cut Pro HD.と連携し、編集した素材映像、完パケ映像のデータベース化、及びQuickTime.ストリーミングによる検索とプレビューを実現したMac OS X.向け映像管理データベースシステム「FLIGHT Contents Manager」本システムを活用することで、番組制作における映像の再利用効率があがり、また報道やスポーツなどを中心に迅速な番組制作が実現できます。
「HD-NAS powered by Xserve RAID」は、アップル社の低価格・高性能なストレージXserveRAIDと、フライトシステムコンサルティングが輸入する米国MaXXan Systems社のNASゲートウェイSG110を組み合わせたHD映像編集に使える高速ネットワークストレージソリューションです。
■FLIGHT Contents Managerについて
必要な素材を素早く検索 -やりたかったことを、「あたりまえ」に。-
地上デジタル放送が開始され、それに伴い映像の高精細化、HD化が進んで来ております。これらHD画像をコンピュータ上で迅速に編集するためのソリューションとしてアップル社のHD映像編集ソフト「Final Cut Pro HD(TM)」が注目を集めています。FLIGHT Contents ManagerはFinal Cut Pro HD(TM)で制作した映像素材や完パケ番組をデータベース管理します。再編集や再利用のためにメタデータに対する全文検索機能をもち、検索結果のサムネイル一覧の表示やストリーミング再生を行うことができます。見つけた素材をFinal Cut Pro HD(TM)へインタフェースし、制作、保存管理、検索、視認、再編集(再利用) の運用をサポートします。
◆ 素材の検索性が格段に向上
・タイトルや取材日など、コンテンツの情報を元に検索することが可能。
・サムネイルとストリーミングにより、手早く映像の確認が可能。
・システムが情報とファイルの紐付けを行なうため、迷子になるファイルがない。
◆ 検索そのものの手間を軽減
・番組のオープニングなど、頻繁に利用する素材をブックマークとして保存。
・同じグループのユーザとブックマークを共有、他ユーザが探し出した結果を自分の編成にそのまま生かす。
◆ 素材のライフサイクルマネージメントをサポート
・コンテンツ登録時に削除日付を設定。システムが自動的に削除。
・情報を確認しながら素材の削除が可能。
・不要な素材の削除にかかる手間を軽減。誤って削除することも防止。
■HD-NAS powered by Xserve RAIDについて
地上デジタル放送の開始により映像の高精細化、HD化が進んできております。これらHD画像をコンピュータ上で迅速に編集するには高速なストレージソリューションが必要です。従来これに対応するため、映像編集用コンピュータ1台ずつに高速なストレージを直接接続したりしていましたが、本ソリューションでは、各編集端末をギガビットイーサネットワークに参加させるだけで大容量で高速なXserveRAIDをHD映像編集の共有ディスクとして利用することができます。
■ HD-NAS powered by Xserve RAID の特徴
◆ 接続の容易さ
・各編集端末をネットワークに参加させるだけ。
・社外からポータブルなカメラ(HDV カムコーダ等)で持ち帰った映像をノートPC(Power Book G4 など)などにiLink 経由で取り込み、ネットワークに参加して即時にファイル転送が可能。
◆ 高いパフォーマンス
・MaXXan SG110 は8 本のギガビットイーサのポートを束ねてトランキングすることが可能。これにより、複数の編集端末から同時に多数のHD 映像の書き込み、読み出しがあっても十分な速度を確保。
・同様にMaXXan SG110 はストレージ接続のためのファイバチャネルポートも8 本持っており、それらにより負荷分散を図ることが可能。多数の同時アクセスに対してストレージとの通信路にも十分な余裕を持った製品です。
・複数台のXserve RAID を接続することで、ストレージにまたがった負荷分散を実現。
■ 価格について
● FLIGHT Contents Manager Component Library Edition(380万円を予定)
● FLIGHT Contents Manager Asset Library Edition(未定)
● 高速NAS ゲートウェイMaXXan SG110(498 万円)
● アップルコンピュータ株式会社Xserve RAID(143 万円~)
■番組予算でも導入可能なクイックリースやレンタル形式での販売提供も
また、加賀電子では小規模事業者様や、番組制作費での導入を推進するため、Apple製品群を中心としたリース/レンタル形式での納品プラン提供を開始しております。このプランを活用することで、用途に合わせた選択で無駄な出費を抑え、常に最新の環境を構築することが可能となります。
詳細は加賀電子デジタル映像プロジェクト営業担当までお問い合わせ下さい。
旧来、私共が営業活動を行ってきた中で、『素材の共有・一元化』というのは映像・放送業界の中でも最も求められてきたものでした。今回フライトシステムコンサルティングより発表された「FLIGHT Contents Manager」は、大手のプロダクションや放送局だけでなく、小規模なプロダクションにおいても導入可能で、従来の環境と比較して飛躍的に生産性を高めるものになると考えております。
加賀電子では従来の映像業界向け販売の実績と経験を踏まえ、ユーザーニーズを的確に捉え、求められるソリューションを随時ご提案していきたいと考えております。
■ 製品発表ならびに出荷開始時期
「FLIGHT Contents Manager」は2005年3月3日~4日に開催されるアップルコンピュータ株式会社主催「Video Solution Conference 2005」にて発表されました。正式なパッケージとしての出荷は、Component Library Editionが本年5月より、Asset Library Edition が本年夏頃のリリースを予定しております。
「HD-NAS powered by Xserve RAID」は、既に出荷を開始しております。
■株式会社フライトシステムコンサルティングについて
株式会社フライトシステムコンサルティングは、放送系やマルチメディア系の分野に向けシステムコンサルティング、システムインテグレーション、製品の販売を行っているソリューションプロバイダです。メディア系の業務に精通し、またオブジェクト指向技術を駆使した高度かつ高信頼性なシステム構築能力を持ち、顧客ニーズを的確に実現する事で知られています。2004年11月に東証マザーズに上場し現在に至っております。
※フライトシステムコンサルティングに関する詳細情報は、以下のサイトでご参照いただけます。
URL: http://www.flight.co.jp/
■加賀電子の取組みについて
加賀電子ではデジタル映像分野に特化したプロジェクト「デジタル映像プロジェクト」を既に発足、主にApple製品を中心とした映像編集システム/コンテンツサーバなどの納品実績があります。
その中で、すでにXsan(TM)を中心としたソリューションに対し、優れた安定性・充実した機能を持ち合わせた、真に求められるストレージ運用ソリューションを提供すべく、検証/運用に着手しております。同社映像編集ソフトの中核を成すProduction Suite(TM)を中心に、PowerMac G5(TM)/Apple Cinema Display(TM)/Xserve RAID(TM)/Xserve(TM)等の同一メーカー製ハードウェア群、及びFC Switch等のサードパーティ製品を組み合わせる事により、比類なき先進性、圧倒的なコストパフォーマンスを実現する映像編集システムの構築が可能となります。旧来、私共が営業活動を行ってきた中で、『素材の共有・一元化』というのは映像・放送業界の中でも最も求められてきたものでした。今回のアップルによるXsan(TM)及びXserveRAID(TM)を利用した圧倒的なコストパフォーマンスは、大手のプロダクションや放送局だけでなく、むしろ小規模なプロダクションにおいても導入可能で、従来の環境と比較して飛躍的に生産性を高めるものになると考えております。加賀電子では従来の映像業界向け販売の実績と経験を踏まえ、ユーザーニーズを的確に捉え、求められるソリューションを随時ご提案していきたいと考えております。
■加賀電子株式会社について
加賀電子は、1968年、独立系の電子部品商社として設立されました。
電子部品・半導体の販売から技術開発のサポート、EMS(電子機器の受託製造サービス)、情報機器および周辺機器の販売まで、国内海外のグループ会社38社のネットワークを生かしてエレクトロニクスに関するあらゆるお客様のご要望にお応しております。
また、加賀電子は、アップルコンピュータ株式会社の日本国内正規ディストリビュータとして国内での販売活動に従事しておりますが、ソリューション販売代理店である「Apple Solution Experts」の一員でもあります。Xsan(TM)等のMacintosh(TM)上で利用可能なノンリニアビデオ編集ソリューションを中心としたソリューション販売を推進します。
加賀電子株式会社の詳細については、ホームページ:http://www.taxan.co.jp/ をご覧ください
■注意事項
・Apple、Xsan、Macintosh、Production Suite、PowerMac G5、Apple Cinema Display、XserveRAID、Xserve G5、AppleCare Xsan Supportは、米国および他の国々で登録されたAppleComputer, Inc.の商標です。
・Windowsは、米国および他の国々で登録されたMicrosoft Corporationの商標です。
・プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
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上記リリースに関するお問い合わせ
加賀電子株式会社
〒113-8503 東京都文京区本郷2-2-9センチュリータワー南10F
デジタル映像プロジェクトマーケティングGr.
担当:横澤/谷村
TEL : 03-4455-3147
FAX : 03-5805-5315
e-mail : dip@taxan.co.jp