総販売代理店契約を締結し、国内で初めて販売を開始
~未知の攻撃を未然に防止するDDoSアタック検知ソリューション~
ネットワーク・ソリューションプロバイダの株式会社ネットマークス(東京都港区元赤坂1-3-12 代表取締役社長:長尾多一郎)は、Arbor Networks社(本社:米国ミシガン州、社長:Tom Schuster、以下アーバー社)と、総販売代理店契約を締結し、同社のネットワーク運用システム「Peakflowシリーズ」の国内販売を2005年2月から開始します。
本製品は、ネットワーク全体のトラフィック傾向を常に分析し、学習する機能により、既知、未知にかかわらず、DDoSアタック(注1)など様々な不正アクセスに対する早期対処が可能です。そのため、従来であれば熟練した専門家でなければ把握が困難であった対応の自動化や定常運用を実現いたします。
インターネットをはじめとするネットワークが企業にとって不可欠なインフラとなった反面、コンピュータ・ワームや悪質なDDoS攻撃など、さまざまな脅威も増えており、セキュリティ対策は最重要課題になっております。加えて、攻撃手段なども多様化し、日々新しい脅威が生まれているといえます。こうした脅威に対抗するためには、既知の攻撃だけではなく、未知の攻撃に対してもリアルタイムに対処し、未然に防止することが必要になります。
Peakflowシリーズは、米ミシガン大学と米軍およびIT系企業数社との5年にわたる共同プロジェクトの研究成果をもとに開発された製品で、DDoSアタックなどの異常な分散トラフィックを早期に検出し、対処することが可能になります。また、ネットワーク上を流れるトラフィック情報について分析することで、ネットワーク運用計画に役立てることも可能です。
ネットマークスでは、サービスプロバイダ、データセンター及び一般企業に対して、本製品を中心としたソリューションの提供を行い、2005年度6億円の売上げを予測しております。(標準価格は1,300万円から)
* 記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。
* 上記価格、出荷(サービス)開始時期については予告なく変更する場合があります。
<用語説明>
(注1) DDoS(Distributed Denial of Service Attack)攻撃:
分散サービス妨害攻撃、サービス拒否攻撃などと呼ばれ、ワームやウィルスに感染したインターネット上の大量のPCやサーバーが、Webサイトなどに対して限度を超えた大量のデータや不正パケットを送りつけることで、攻撃対象のシステムがサービスを提供できないようにしたり、システムそのものをダウンさせたりする。
「Arbor Networks社事業内容」
アーバー社は2000年に会社が設立されて以来、ネットワークの可用性を揺るがす脅威に対して研究とそのソリューションの展開を図ってきました。アーバー社がもつ特許出願中のテクノロジーは、ネットワークの可用性や信頼性、セキュリティを高めるための5年間に及ぶ先進的な研究がベースとなっています。シスコシステムズ社やジュニパー ネットワークス社などと戦略的なパートナーシップを構築することにより、AT&Tや米国国防総省など約80社に及ぶユーザにて高い評価を受けています。
<本ニュースリリースに関するお問い合わせは下記までお願い致します>
株式会社ネットマークス マーケットコミュニケーション部 三谷一志
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