忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'10.13.Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'04.10.Tue
構造計画研究所 急速に発展する通信ネットワーク技術のサポートビジネスを展開

~高速・高精度ネットワークシミュレータ「QualNet (クオルネット)」の販売を2月より開始~

 株式会社 構造計画研究所(本社:東京都中野区、資本金10億1,020万円、代表取締役社長:服部正太、以下:構造計画研究所)は、ネットワークシミュレータQualNet(開発元:米国CA 州Scalable Network Technologies, Inc. 、以下:SNT 社)の国内販売および各種サポートサービスの提供を2月より開始します。

 携帯電話の高機能化や無線LANの爆発的普及など、無線ネットワークがもたらす社会的恩恵は計り知れないものがあり、通信ネットワークの市場の拡大と技術革新は今後更に進むものと予想されます。
 QualNet は無線ネットワークのシミュレーションを、十分なスケーラビリティかつ圧倒的な高速・高精度で行うことが可能であり、モバイル・ネットワークや無線通信機器の研究開発における設計評価に最適なツールであるといえます。

 構造計画研究所では、QualNetの優れた性能が、次世代の通信技術開発に注力する日本企業に高い競争優位性を与えるものであると判断し、2005/1/27にSNT社と販売代理店契約を締結いたしました。
 パッケージの販売とあわせて戦略的にサポートビジネスを展開することで、初年度1.3億円、2年目2.0億円、3年目2.8億円の売上げを目指します。

■構造計画研究所のQualNetビジネス戦略
 通信キャリア各社は今、次世代通信プロトコルの熾烈な開発競争を繰り広げています。ユビキタス社会の到来により、今後は通信キャリアに限らず、他業界からも参入企業が続出すると予想され、競争は更に激化するものと思われます。
 QualNetはその開発の経緯から、主として米国の国防分野において通信シミュレータとして多用されてきました。しかし、その適用分野は特に限定されるものでなく、通信ネットワークを扱う研究・開発であれば、様々な分野に適応します。
 構造計画研究所では、単なるパッケージの販売だけでなく、情報通信業界の研究機関との長年にわたるビジネスで培った専門的知識、技術力、経験知をもつテクニカルチームによる、各種サービス(日本語でのテクニカルサポート、コンサルティング、カスタマイズモデル構築受託など)を付加価値として提供し、ユーザ企業の競争優位性をより確固たるものにします。
 当初は確実な需要が見込める通信キャリアや国の研究機関をターゲットに営業活動を開始し、セミナーや出展などのプロモーション活動を足がかりに、より広範な潜在顧客へアプローチしていきます。

■国内販売価格
主要プロダクト:QualNet Developer 6,400,000円(税別)
        一年間のサポートおよび無償アップグレードを含む。
        QualNet WiFi 2,400,000円(税別)
        無線LANに特化した機能限定版

        各種プロトコルモデルライブラリ:別途お見積り
        カスタマイズモデル構築受託:別途お見積り

■QualNetの優れた性能
 QualNetは、無線を含む物理レイヤ(※1)からアプリケーションレイヤまでをモデル化して、圧倒的な速度でシミュレーションを実行します。特に、有線と無線など異機種が混在する大規模ネットワークの設計や解析に威力を発揮します。
 QualNetは、米国国防総省(DoD)やNASA、Boeingなどを含む航空宇宙および防衛産業、世界30カ国以上、100校以上の大学で既に採用されています。

QualNetは、従来通信業界で利用されてきたシミュレータと比べ、以下の点で優れています。

◆スピード
マルチプロセッサ対応によるCPU負荷分散、シミュレーションモデル分割などの先進技術による高速なシミュレーションエンジンを備えています。従来のシミュレータでは一晩かかっていたケースの解析を数分で完了するなど、シミュレーションにおける待ち時間を大幅に短縮します。
◆スケーラビリティ
複雑な移動端末を含む、数万ノードからなる大規模ネットワークモデルにも対応し、リアルタイムな解析が可能です。アドホックネットワーク(※2)にも対応しています。
◆優れたGUI
シミュレーションモデルの作成やシミュレーション条件の設定、結果の解析、プロトコルの設計などを、直感的で判りやすいGUI上で行うことができます。
◆プロトコルモデル
プロトコル(※3)のソースやAPI(※4)が公開されているため、ユーザは自分で必要な機器やプロトコルのモデル化を行うことができます。さらに、標準またはオプションで様々なプロトコルモデルライブラリが用意されているので、開発コストも抑えることができます。
◆外部インタフェース
RTI (Real Time Infrastructure), HLA (High Level Architecture), ソケットといった多様な外部インタフェースを備えており、外部のシミュレータやアプリケーションプログラムと連携して動作させることができます。

■QualNetの開発経緯
 SNT社は、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)の並列計算研究所が米国国防総省高等研究計画局(DARPA)から資金提供を受けたプロジェクトとして、移動通信用シミュレーションライブラリGloMoSim(Global Mobile Information Systems Simulation Library)ならびに並列シミュレーション環境PARSEC (Parallel Simulation Environment for Complex Systems)を1997 年から2000 年にかけて開発しました。これらを元に商用開発したものがQualNetです。
QualNet はDARPAの要請により、軍事技術として発展してきたアドホックネットワークのシミュレーションを効率よく行えるように当初から設計されています。
(SNT社ホームページ http://www.scalable-networks.com)

■本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは、下記にお願いします。

 株式会社構造計画研究所
 〒164-0012 東京都中野区本町4-38-13
 企画営業部 中村 敏明
 TEL:03-5342-1006/FAX:03-5342-1222/e-mail:qualnet@kke.co.jp

 または

 株式会社構造計画研究所
 〒164-0012 東京都中野区本町4-38-13
 コーポレートコミュニケーション&マーケティング部
 広報担当 佐藤 仁宣(キミノリ)/栗本 有紀子
 TEL:03-5342-1141/FAX:03-5342-1241/e-mail:kkeinfo@kke.co.jp

■構造計画研究所について
1959年創立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。

関連URL:http://www.kke.co.jp/qualnet/

【専門用語解説】

※1:レイヤ

異機種間のネットワーク接続を可能にするために国際標準化機構(ISO)が制定した設計方針OSI(Open Systems Interconnection)に基づき、ネットワークプロトコル(※3)は複数の階層(レイヤ)に分割して設計、実装される。MAC層(レイヤ)、ネットワーク層(レイヤ)、トランスポート層(レイヤ)などがある。



※2:アドホックネットワーク

無線LANのようなアクセスポイントを必要としない、無線で接続できる端末(パソコン、PDA、携帯電話など)のみで構成されたネットワーク。つまり、基地局を用いずに、移動端末が中継してその場限りのネットワークを形成する。災害時の通信方法として脚光を浴びている。



※3:プロトコル

ネットワークを介してコンピュータ同士が通信を行なう上で、相互に決められた約束事の集合。通信手順、通信規約などと呼ばれることもある。



※4:API

アプリケーションプログラムインタフェース(Application Program Interface)の略。あるプログラムの機能を外部のアプリケーションプログラムから利用できるようにするためのインタフェース。ユーザが独自のプロトコルモデルを実装する場合など、QualNetは自身が持つ機能をユーザコードから呼び出して利用することができるように、関数の集合という形でAPIを用意している。



※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。

 その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[16270] [16269] [16268] [16267] [16266] [16265] [16264] [16263] [16262] [16261] [16260
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]