2001年10月30日中国電力系ＩＳＰ（株）アーバンインターネットと三菱商事グループ、トリブネット・ジャパン（株）

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報道関係各位

中国電力系ＩＳＰ（株）アーバンインターネットと三菱商事グループ、トリブネット・ジャパン（株）が、ＩＳＰ接続会員向け「ブロードバンドコンテンツ配信サービス」で提携

中国電力系ISPの「株式会社アーバンインターネット」と三菱商事グループのインターネット決済サービス会社「トリブネット・ジャパン株式会社」は、株式会社アーバンインターネットの提供するインターネット接続サービスdo!up（ドゥ!アップ）の会員サービスの一環として、その接続会員向けにデジタルコンテンツの有料配信サービスを行なうことで提携いたしました。

株式会社アーバンインターネットは２００１年１１月１日から、do!up会員向けのサービスとして、トリブネットジャパン株式会社が運営するインターネット決済サービス「Wisp」の加盟店１２０店舗の、約２万の有料コンテンツサービスを提供いたします。

コンテンツの収集と提供はトリブネットジャパン株式会社が行い、コンテンツ販売のプロモーションは株式会社アーバンインターネットが行います。コンテンツの代金決済は、課金にトリブネットジャパン株式会社の「Wisp」を使い、代金回収は株式会社アーバンインターネットが行います。購入に関するサポートは、トリブネットジャパン株式会社のサポートセンターで行います。

do!up会員は、コンテンツの購入代金を接続料金と一緒に支払います。これにより、do!up会員はショップに個人情報を渡さないで株式会社アーバンインターネット経由で支払いができるので、個人情報の流出やクレジット情報の漏洩を心配することがなくなり、安心してネット決済ができるようになります。

コンテンツの購入にあたってはトリブネットのワンクリック購入特許を採用することにより、消費者にとって簡単、安全で使いやすく、スピーディーな環境を提供いたします。
また、コンテンツの利用状況も、「Wisp」の専用ホームページにアクセスすることで２４時間３６５日、リアルタイムに確認できます。

このような、有料サービスを始めるには、従来、インターネット決済用のシステムを自ら開発し、コンテンツもＩＳＰ自らが集める必要がありましたが、トリブネットジャパン株式会社と提携することで、大量のコンテンツをスピーディーかつ僅かの費用で提供することができるようになりました。
このビジネスモデルは、今後のISPの経営とコンテンツ流通に大きく寄与するものと期待されます。

●株式会社アーバンインターネット　概要

株式会社アーバンインターネットは、１９９３年８月に設立し、中国地方を中心にダイヤルアップのインターネット接続サービスを開始しました。
これまでに、アクセスポイントを中国、九州、関東、関西、四国地方を中心に１６９箇所開設し、現在に至っております。

ブロードバンドアクセスサービスとしては、中国通信ネットワーク※（略称：ＣＴＮｅｔ）のＣＴＮｅｔ・ＡＤＳＬサービスとＮＴＴのフレッツ・ＡＤＳＬサービスをdo!up（ドゥ!アップ）会員の皆様にご提供しております。
更に、平成１３年１１月１日（木）より、ＮＴＴのＦＴＴＨサービスＢフレッツの対応を開始し、ＡＤＳＬサービスと合わせ、ブロードバンドへの対応を積極的に進めております。

このたびの、株式会社トリブネット・ジャパン株式会社との提携により、do!up会員の皆様にブロードバンドコンテンツを身近に利用していただけるようになりました。

　これからも、より多くのお客様にご利用いただき、一層のサービス向上に努め、インターネットの普及を推進してまいります。


※中国通信ネットワーク（ＣＴＮｅｔ）は、中国電力系の通信会社として光ファイバーケーブルを用いた高品質なネットワークを提供する第一種通信事業者です。企業内ネットワーク、専用線やＡＴＭをはじめＩＳＤＮサービスやインターネット接続サービスＣＣＣＮを低料金で提供しています。
　　　また、電力系１０社の連携により、全国へデータ通信のネットワークをご利用いただくことができます。　

＊ＮＥＷＳ＊
ＣＴＮｅｔ・ＡＤＳＬサービスは、平成１３年１１月１日（木）より、より多くのお客様にご利用いただき、常時接続、高速インターネットの世界を体感していただけるよう、インターネット接続料とＡＤＳＬ利用料込みで、1.５Mbpsタイプを、月額２,５８０円から、同じく２５６kbpsタイプを、月額１,９８０円からに値下げいたします。　

代表取締役社長：山田　勝
住所：広島県広島市中区幟町13番4号 広島マツダビル９Ｆ
資本金：９，４００万円
URL：http://www.do-up.com/
　　　http://www.urban.ne.jp/

問い合わせ先
担当：佐々木
TEL：[phone]
FAX：[phone]
E-Mail：[e-mail]

●トリブネットジャパン株式会社　概要

トリブネット・ジャパン株式会社は２０００年９月に三菱商事と米国のトリブネット社の合弁で設立されました。
トリブネット・ジャパン株式会社はトリブネット社が開発したＩＳＰ向けのインターネット決済システム「Wisp」を使い、アジアパシフィック圏におけるインターネット決済サービス事業と「Wisp」の運用、販売を行っています。

トリブネット・ジャパン株式会社は設立直後から「Wisp」の日本語対応に取り組み、２００１年４月から国内市場でのインターネット決済サービス、運用サービス、販売を開始しました。
ＩＳＰと提携し、主にインターネットでのデジタルコンテンツ販売という、小額決済市場にターゲットを絞った決済サービスを提供します。

現在、約２０のＩＳＰと約１２０社のコンテンツフォルダーと契約し、「Wisp」を使って、ＩＳＰ会員向けにデジタルコンテンツ販売を行っています。
契約ＩＳＰの会員数の合計は、現在７０万人で年内に８０万人、２００２年中に１０００万人を目指します。
契約コンテンツフォルダーは、現在１２０社、約２万コンテンツで年内に１５０社、３万コンテンツ、２００２年中に５００社、１０万コンテンツを目指します。

コンテンツフォルダーは、トリブネットジャパン株式会社の「Wisp」を利用することで、トリブネット・ジャパン株式会社と提携している全てのＩＳＰの接続会員向けにデジタルコンテンツを販売できます。

従来、コンテンツフォルダーは自ら決済システムを持つか、ＩＳＰが用意する決済システムに接続して代金を回収してきましたが、「Wisp」に接続することで、個々のＩＳＰの決済システムに接続する必要がなくなり、インターネット上でのコンテンツ販売に必要なシステム費用を大幅に削減することが可能になります。

インターネット環境の向上とWispによるサイト構築費用の大幅な低減により、いよいよインターネットビジネスのチャンスが到来いたします。

※　米国のトリブネット社は１９９７年設立の、キャリアグレードのインターネット決済システムを開発、販売するベンチャー企業です。
クリックだけでユーザーを自動認証する米国技術特許を核とした、キャリア向けのインターネット決済システム「Ｗｉｓｐ」を提供します。

代表取締役社長：佐藤信行
住所：東京都千代田区麹町１－１０泉麹町ビル
資本金：２億２５００万円
株主：三菱商事株式会社５０％、トリブネット５０％
URL：http://www.trivnet.co.jp/

問い合わせ先
担当：酒井
TEL：[phone]
FAX：[phone]
E-mail：[e-mail]