JTB「宿泊商品スーパー検索」6月29日サイト開始。
Web2.0 Ajax技術を利用したe-コマースの宿泊検索システムは業界初!
・WEB利用者の「こだわり条件」300項目を複数条件で検索可能。
・JTB宿泊商品及びe-Hotel商品9,000施設、75,000プランを網羅。
・10日間の空室状況と価格を表示。(最大93日間の予約が可能)
JTBのグループ会社、「i.JTB(アイ・ドット・ジェイティービー)は、初めての人でも簡単に使える「宿泊商品スーパー検索」を6月29日(木)14:00に開始した。サイト名は『JTB Online』「かんたん 旅館・ホテル検索&予約」、豊富な宿泊商品群から目指すべき商品が簡単に探せる。Web2.0 Ajax(注1)技術を利用したe-コマースの宿泊検索システムは、業界初である。
※注1:Ajaxは、『Asynchronous(エイシンクロナス 同時におこらない) JavaScript + XML』の略。代表的なものは、Google Mapである。従来は、ネット上の画像表示は「再読み込みボタン」をクリックしないと最新データが表示されなかった。しかし、Webブラウザに操作性の高いプログラムを組み込み、サーバーと連携して動作させることで、ユーザーが次に行う操作や動きに合わせた処理を自動的に先に行ないユーザーを待たせるような操作感を抱かせないようにするもの。
1.『JTB Online』「かんたん 旅館・ホテル検索&予約」
この検索機能は、「JTBホームページ」の宿泊施設に加え「e-ホテルホームページ」のビジネス系など合計9,000宿泊施設の75,000プランを対象とする。
約300種類の「こだわり条件」を複数選択し、12地域の大項目から中項目の地域への絞込みができる。また、該当条件及びエリアに該当する宿泊施設の件数が同時に表示されるので、複数のページを参照することなく基本画面のみで料金・在庫の検索が可能である。
決済は、オンライン上でできる。支払いは現地支払い(会員登録要)又はクレジット決済(e-ホテル商品を除く)から選択できる。
空き状況表示される期間は10日間、スクロールを動かすだけで前後の日付も簡単に見られる。
国内宿泊予約検索の場合、宿泊日、一部屋あたりの利用者数・部屋数、都道府県、部屋タイプなどを指定して検索し、ホテルプランから詳細の内容を見ることが多い。
他社の一部のサイトでは、食事条件、禁煙ルーム、「インターネットができる」、「大浴場あり」、温泉などの絞込条件がある。しかし、複数の条件を選択した場合、「該当なし」の表示が出て画面の最初に戻って操作をしなければならない場合も多い。今回のシステムでは同一画面で検索項目を訂正できる。
※添付資料参照
2.約300件の「こだわり条件」を複数条件選択して検索が可能。
店頭販売の場合、来店客が条件を絞り込みきれていなくても、「海の近く」「温泉」「バイキングの夕食」など漠然とした要望から対面販売によるコンサルティングでお勧めの宿泊施設を案内できる。しかし、ホームページから宿泊予約をする場合には検索性が低いサイトの場合、条件の絞込みが難しく希望の宿泊施設にたどりつけないことが多い。今回、複数の条件を一画面で操作できることにより、誰でも簡単に検索できるようになった。
※添付資料参照
3.e-コマース 国内宿泊取扱高の推移
2005年度、JTBのインターネット販売における国内宿泊販売実績は、約360億円(前年対比140%)と伸率では前年度を若干上回った。2006年度は、今回の「宿泊商品スーパー検索」を増売要素の一つとして、販売目標を500億円(前年対比139%)と昨年度並みの維持を目指す。
※添付資料参照
4. 実施概要
(1)名称:「JTB Online かんたん 旅館・ホテル検索&予約」
(2)URL:http//:www.jtbonline.jp
(3)利用条件:検索の利用にあたっては、会員登録を必要としない。
(4)購入フロー:オンライン販売と同様
(5)対象商品:手配旅行商品及びe‐Hotel(システム利用型)契約商品
※エースなど募集型企画旅行商品は対象外
(参考)JTBホームページ、e‐Hotelそれぞれの単独サイト内検索は存続する。
また、本検索機能は両サイトに入口を設置する。