三菱自、広州モーターショーに「ランサーエボリューションＩＸ」など８台出展
２００６年広州モーターショー 出品内容
－ 中国で今秋発売の高性能４ＷＤスポーツセダン『ランサーエボリューションＩＸ』、２００７年ダカールラリー中国チーム参戦車両『パジェロディーゼル』を出品 －
三菱自動車は、７月２４日（月）から３１日（月）［プレスデーは７月２４日（月）］まで中国の広州で開催される２００６年広州モーターショーで、高性能４ＷＤスポーツセダン『ランサーエボリューションＩＸ』、２００７年ダカールラリー中国チーム「Ｔｅａｍ Ｍｉｔｓｕｂｉｓｈｉ Ｒａｌｌｉａｒｔ Ｃｈｉｎａ」の参戦車両『パジェロディーゼル』（市販車改造部門Ｔ－１ディーゼル４ＷＤクラス仕様）を発表した。その他、２００４年より中国市場に投入しご好評いただいている『グランディス』など、計８台の車両を出品した。
『ランサーエボリューションＩＸ』は、吸気側に連続可変バルブタイミング機構（ＭＩＶＥＣ＊１）を採用した２Ｌインタークーラーターボエンジンや先進の電子制御４ＷＤシステムなどを搭載し、"走る"、"曲がる"、"止まる" の運動性能を極限まで高めた高性能４ＷＤスポーツセダンで、日本、北米、欧州市場に引き続き、今秋より中国市場に投入する。
『パジェロディーゼル』は、世界各地で耐久性、走破性が高く評価されご好評いただいているオールラウンドＳＵＶ『パジェロ』をベースに、当社の長いラリー参戦経験から培った開発技術を随所にフィードバックしたラリーカーである。３．２Ｌディーゼルターボエンジンや、『パジェロ』に採用している市街地走行から本格オフロード走行まで状況に応じて駆動方式が切り換え可能な「スーパーセレクト４ＷＤシステム」を搭載している。 ２００７年ダカールラリー参戦（４年連続）を決定した中国チームは、中国ラリーチャンピオンシップで活躍中の中国人ドライバー、リュウ・ビンを起用し、当車両にて市販車改造部門のＴ－１ディーゼル４ＷＤクラスでの上位進出を目指す。
＊１ ＭＩＶＥＣ（Ｍｉｔｓｕｂｉｓｈｉ Ｉｎｎｏｖａｔｉｖｅ Ｖａｌｖｅ Ｔｉｍｉｎｇ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｓｙｓｔｅｍ）： 三菱自動車の連続可変バルブタイミング機構の総称