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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.11.Thu
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2007'01.12.Fri

JTB、海外旅行マーケットの分析・予測をまとめた「JTB REPORT 2006 日本人海外旅行のすべて」を発行

2005年の海外旅行マーケットの分析と2006年の予測をまとめた

JTB版“海外旅行白書”

『JTB REPORT 2006 日本人海外旅行のすべて』発行

☆「母娘旅行」シェアは過去最高、「ひとり旅」も増加
☆インターネット時代でも、旅行先を選ぶ決め手は「パンフレット」
☆旅行総費用は前年3.1万円減の25.4万円
☆止まらない30代後半~40代前半女性の海外旅行熱


 JTBは、2005年の海外旅行マーケットの実態をまとめたJTB版“海外旅行白書”「JTB REPORT 2006 日本人海外旅行のすべて」を発行しました。
 1988年以来、今年で19回目の発行となるこのレポートは、JTB監修のもと、独自のアンケート調査や各関係機関の統計資料に基づき、(株)ツーリズム・マーケティング研究所(JTM)(所在地:東京都中央区、代表取締役社長 前田和久)が海外旅行マーケットを分析し、編集・発行したもの。今回のレポートの概要は以下のとおりです。


1.2005年の海外旅行総括

 燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の徴収開始や中国・韓国などで起こった反日デモ、ロンドン及びエジプト、バリ島での爆破テロ事件などをはじめとする種々のマイナス要因の影響を受けて、5月~12月累計では前年を下回ったにもかかわらず、2005年の日本人海外旅行者数は1,740万3,565人と、前年を約57万人(前年比3.4%)上回り、2000年の1,782万人に次ぐ史上2番目の記録となった。

◇ 月別海外旅行者数は9月が8月を抜いて最多に。レイトサマーの定着化が一段と進んだ。
 2005年の月別海外旅行者数は、9月が1,634,365人で8月の1,634,053人を抜いて最多となった。混雑や旅行代金の高い8月を避けて9月に夏休みをとる「レイトサマー」の傾向が進んだものと見られる。

◇ 「母娘旅行」シェアは過去最高、「ひとり旅」も増加
 旅行の同行者は、「夫婦のみ」のシェアが前年を3.6ポイント上回り、「家族・親族」との合計では前年を4.4ポイント上回った。また、「母娘旅行」が1.0ポイント上昇し、2002年の調査開始以来最も高い水準となった。また、「ひとり旅」のシェアも長期的にみると増加傾向にある。

 ●同行者の内訳
 (※ 関連資料を参照してください。)

 「母娘旅行」の旅行先は、東南アジア、欧州、ロシアがそれぞれ6.3%と高い比率となっている。

◇ インターネット時代でも、旅行先を選ぶ決め手は「パンフレット」
 今年の調査対象者は全員がインターネット利用者であったにもかかわらず(昨年までは電話調査でサンプリング)、旅行先決定の決め手は依然として「パンフレット」が最大(28.5%、前年比0.5%減)であった。一方「インターネット」は旅行の申し込み方法としては最多の割合(34.5%)であるものの、旅行先を決めるきっかけとしては9.7%(前年比2.6%増)にとどまっている。

◇ 旅行総費用は前年3.1万円減の25.4万円
 旅行期間の短期化、アジアなど近距離圏のシェア拡大などの要因もあって平均旅行費用の低下傾向が一段とすすんでいるものと推測される。買物費の総費用に占める割合は数年来減少を続けてきたが、今回の調査で初めて20%を割り込み18.6%となった。

◇ 30~44歳未婚女性の4割が海外旅行で「エステ・マッサージ」
 旅行先での活動について、初めて選択肢に加えた「エステ・マッサージ」の比率は、30~44歳未婚女性で38.4%、有職既婚女性と15~29歳未婚女性でも30%前後となった。デスティネーション別では東南アジアで43.9%、東アジアでも30%を超えた。


2.2006年の動向予測

 (株)ツーリズム・マーケティング研究所(JTM)では、昨年末に2006年の海外旅行者数を1,800万人と予測した。しかし、1~4月にかけては、中国への旅行者数の伸びの鈍化、韓国への旅行者数の大幅減少などにより昨年を僅かながら下回る見込みとなった。とはいえ、(1)ビジネス旅行の堅調さ、(2)好景気の影響が個人の消費者心理を後押しする可能性、(3)サッカー・ワールドカップなどの影響による海外への注目度向上、等のプラス要因によって、年間では当初の予測には届かないまでも1,780万人前後の数値が期待できる。

◇ 止まらない30代後半~40代前半女性の海外旅行熱
 2006年のマーケット構造予測としては、20代にバブル経済期を体験した、いわゆる「ハナコ世代」を中心とした30代後半~40代前半の女性の出国率が、かつてない高い水準にある。この世代が子育てを終了する頃には、マーケットシェアを飛躍的に拡大すると予想される。

 ●女性全体の平均出国率を100とした年齢層別指数
 (※ 関連資料を参照してください。)

◇ 注目される旅行業界の新しい動向
(1)レンタカーを利用したドライブの商品化
 旅行者の行動範囲と自由度を大幅に広げることで旅先での「個人的発見」を促し、個々の旅に深みを加える注目すべき商品形態と言える。ハワイにおける日本語カーナビ付きのレンタカーの普及などがその引き金となる可能性は高い。

(2)オーストラリアの格安航空会社ジェットスター航空の日本路線への参入
 格安航空会社の国際線への参入が、現在の航空運賃制度や海外旅行業界に根本的な変革をもたらす契機となる可能性も考えられる。

(3)2005年に日本に初めて登場した「ダイナミック・パッケージ」(航空券とホテルだけを組み合わせた割安な海外パック旅行を、インターネットで予約・購入できるサービス)の動向
 日本のマーケットで成功するかどうかは航空運賃制度の変化の有無によって大きく左右されると考えられるが、変革をもたらす可能性を秘めている。


※ニュースリリースに記載されたグラフ及び数値はJTB REPORT 2006及びバックナンバーを参考にしました。


<購入のお申し込み・問い合わせ先>

『JTB REPORT 2006 日本人海外旅行のすべて』
監 修:株式会社ジェイティービー
編集・発行(株):ツーリズム・マーケティング研究所
販 売:(株)JMC(JTB情報開発)
〒164-0012 東京都中野区本町2-46-1 中野坂上サンブライトツイン10階
TEL:03-5371-3159 FAX:03-5371-3189 URL: www.tourism.jp
定 価:12,600円(本体12,000円)

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