マイボイスコム、「ワンセグ」に関する調査結果を発表
<ワンセグに関する調査>
~ワンセグ携帯電話の最利用シーンは「電車やバス、車など、交通機関利用中」~
ワンセグ携帯電話の所有率3.1%、利用意向率34.6%
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、『ワンセグ』に関する調査を実施し、2006年7月1日~5日に12,441件の回答を集めました。本調査結果について発表いたします。
調査結果
【まとめ】
携帯電話向けの地上デジタル放送「ワンセグ」は、2006年4月から放送が開始しました。移動中も鮮明な映像が見られ、データ放送の情報も同時に表示でき、受信料金がかからないことからワンセグ対応の新端末が携帯電話各社から販売されています。放送開始から3ヶ月経過し、ワンセグ受信機能を搭載した携帯電話の所有状況や視聴状況などを聞きました。
ワンセグ対応の携帯電話の所有状況をたずねたところ、「持っている」は3.1%となり、大多数が「持っていない」(84.2%)と回答しました。また、「ワンセグ」の意味がわからないという人も1割ほどみられました。ワンセグ対応の携帯電話の機種別所有率は、「au W33SA、またはW33SAII」(23.8%)、「au W41H」(23.3%)、「ドコモP901iTV」(20.4%)、「vodafone 905SH」(13.6%)の順になっています。
ワンセグ携帯電話の所有者に、利用シーンをたずねたところ、もっとも利用するのは「電車やバス、車など、交通機関利用中」(30.4%)がトップ、次いで「待ち合わせ場所等、外出先」(15.7%)となりました。また、「特に決まっていない」も23.3%と比較的多くなっています。
ワンセグの連続視聴時間はどのくらい必要かたずねたところ、「1時間あれば十分」(36.4%)がもっとも多く、「1~2時間」が21.5%で、6割近くが「2時間以下」と考えていることがわかります。利用シーンとして、交通機関利用中や待ち合わせ時間などが多いことから、長時間の利用よりも時間が空いた時に、短時間利用するケースが多いことが推測されます。
ワンセグ携帯電話を普段どのようなスタイルで利用しているか、では「テレビが見やすいように横型スタイルで使うことが多い」が44%で、「通話するときと同じような縦型スタイルで使うことが多い」は20%になっています。また、ワンセグ放送で提供されるデータ放送において、通信で取得するコンテンツの利用状況をたずねたところ、「よく使う」は11%、「たまに使う」は31%で、合計4割強が利用していることがわかります。一方で、「利用していない」との回答も4割を超えています。
今後のワンセグ携帯の利用意向では、「利用したい(継続したい)」(34.6%)が、「利用したくない(利用をやめたい)」(17.0%)を上回っています。「わからない」が5割弱に上りますが、ワンセグ携帯の今後の普及によっては利用者が増加する可能性が高いと考察されます。
【ポイント】
◆ワンセグ携帯電話の所有率3.1%、利用意向率34.6%
◆ワンセグ携帯電話の最利用シーンは「電車やバス、車など、交通機関利用中」
調査概要
【調査対象】インターネットコミュニティ「MyVoice」の登録メンバー
【調査方法】ウェブ形式のアンケート調査
【調査時期】2006年7月1日~7月5日
【回答者数】12,441名
【調査結果掲載URL】http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/9604
※調査データなど詳細は添付資料参照
