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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.11.Thu
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2007'01.13.Sat

島津製作所、直接変換方式FPDを搭載した多目的X線画像診断装置を発売

業界最高性能の新型デジタルシステムで、直接変換方式FPDによる超高精細画像がさらにクリアに

―大視野17インチ角FPDの性能をフルに生かした新型多目的X線画像診断装置を発売― 
 

 島津製作所は、大視野17インチ角直接変換方式フラットパネルディテクタ(FPD)を搭載し、胸部や腹部、泌尿器、整形領域などの他、救急検査も含めたさまざまな検査に対応する新型多目的X線画像診断装置「Sonialvision Safire II」(ソニアルビジョン サファイア II)を7月26日から発売します。
 画像データ処理能力が業界最高となった新開発のデジタルシステムにより、高い解像度と高い濃度分解能を併せ持つ当社FPDの画像データをフルに活用でき、より微細な構造の観察が可能になります。

●添付画像:新型多目的X線画像診断装置「Sonialvision Safire II」  


【これまでの多目的X線画像診断装置】
 当社は2004年秋に、世界に先駆けて開発した業界最大17インチ角の大視野直接変換方式FPDを搭載した「Sonialvision Safire」を発売しました。透視(動画)と撮影(静止画)の両方を行う同装置は、当社FPDを搭載することにより、それまでの装置(X線テレビシステム)で長年の課題であった画像の歪、医療用X線フィルムより狭い撮影視野、画質劣化をすべて解決し、X線フィルムに匹敵する歪の無い高精細画像を、透視と撮影の両方においてリアルタイムに得られる画期的な診断装置となりました。同装置は、それまでに無い高画質を実現できたものの、より高精細な画像による更なる診断能向上への追求から、システム性能向上への期待が高まっていました。 
 
【新製品のインパクト】
 新製品は、当社FPDの最大能力2880×2880マトリクスでの画像処理、画像保存に対応できる新開発のデジタルシステムにより、さらにクリアな画像を提供できる新型多目的X線画像診断装置です。画像収集時の高い画質を保ったまま画像処理、画像保存ができるため、より微細な構造の観察が可能になり、画像観察用のビューワー上で画像を拡大した場合でも高画質で観察できます。 
 また、透視・撮影中でも、同時並行でバックアップ用メディアへの記録、画像観察ビューワーへの画像転送、フィルム出力などが行えるため、検査以外の処理のための待ち時間が無くなり、検査スループットが向上します。さらに、操作性を向上させた新型X線高電圧装置を搭載したことからスムーズな検査を支援します。 

 当社は、新型デジタルシステムにより、当社のオリジナル技術であり業界最大視野の直接変換方式FPDによる超高精細画像の画質をさらに向上させた新型多目的X線画像診断装置を市場に投入して拡販していきます。
 
【新製品の特長】
1.2880×2880マトリクスの超高精細画像を実現 
 新型デジタルシステムの開発により、当社の直接変換方式FPDだけが達成した最大2880×2880マトリクスの超高精細デジタル画像を、情報量を減少させることなく画像処理、また保存でき(従来は、最大2048×2048マトリクス)、より微細な構造の観察が可能です。画像観察ビューワー上で拡大しても高画質で観察できます。 
 
2.超高精細デジタル画像を提供する大視野17インチ角直接変換方式FPD
 搭載している直接変換方式FPDは、デジタル画像化プロセスを最小限にしているため、変換過程での信号劣化やノイズ混入を極少化し、超高精細画像を実現しています。透視(動画)、撮影(静止画)の両方に対応でき、フィルムと同等以上の高画質撮影画像を提供します。 
 また、高感度で被ばく量の低減が期待できるため、X線量を抑えながらも細かい部分を忠実に表現でき、関心領域における精度の高いX線画像診断に貢献します。FPDは17インチ×17インチの大視野であることから、胸部、腹部、整形領域などさまざまな検査対象を最小限のポジショニング操作でフルカバーします。 

3.完全並行処理により、検査スループットが向上
 透視(動画)・撮影(静止画)中でも、同時にバックアップ用メディアへの記録、画像観察ビューワーへの画像転送、フィルム出力などが行えます。同時に各処理が行えることにより、検査以外の処理のための待ち時間が無くなるため、検査スループットが向上します。 

4.使いやすいシンプルな操作性を実現
 デジタルシステムはWindowsベースで、モニタを見ながらマウス・キーボードで直感的に操作できます。新型X線高電圧装置の撮影条件を設定するタッチパネル部は、見やすく操作しやすい8.4インチのカラーTFT液晶を採用しており、検査部位ごとにオートで条件設定が可能で、その後の微調整も手軽に行えます。また、テーブルの長手方向198cmの範囲でいずれの場所でも透視、撮影が可能になるようX線管とFPDが連動して移動することから、被検者の移動を最小限に抑えてスムーズに検査が進められます。

【新製品の概要】 
製品名:多目的X線画像診断装置「Sonialvision Safire II」 (ソニアルビジョンサファイア II)  
価 格:定価 2億円(税込み) 
発売後1年間の販売台数:80台 

【承認番号と認可番号】
(※ 関連資料を参照してください。)

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