日本TI、エレクトロニクス機器向けに1.5A出力の同期整流方式降圧型コンバーターを発表
日本TI、2セルNiMH/アルカリ電池で動作する機器向けに
1.5A出力の同期整流方式降圧型コンバータを発表
~ 1.8V~3.8Vの低入力電圧で動作、電源投入シーケンス制御も簡素化 ~
日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、ポータブル・オーディオ・プレーヤなど、2セルNi-MH(ニッケル水素)バッテリおよびアルカリ電池で動作するエレクトロニクス機器において、動作時間の延長に役立つ最大変換効率97%、出力電流1.5A(アンペア)の同期整流方式DC/DC降圧型コンバータ、『TPS62510』を発表しました。本件に関する詳細は http://www.ti.com/sc06128(英文)から参照できます。
『TPS62510』は1.8V(ボルト)~3.8Vの入力電圧範囲から、97%と高い電力変換効率、および出力電流1.5Aを提供可能なことから2セルNiMH/アルカリ電池で駆動する機器のマイクロプロセッサおよびDSPの電源に最適です。さらに、3.3V、2.5V、1.8Vなどの固定電圧の電源レールを使用して、Point-Of-Load電源(負荷に接近して配置される分散型電源回路)としても使用できます。『TPS62510』のMODEピンをHレベルに設定した場合、1.5MHz(メガヘルツ)の固定スイッチ周波数のPWM(パルス幅変調)モードで動作します。またMODEピンがLレベルの場合、定格負荷電流において高効率モードで動作します。この高効率モードでは、より優れた電力の節約を実現するため、軽い負荷の場合には自動的にパワー・セーブ・モードに入ります。また、外部から供給された電圧に出力電圧を追従させ、電源投入シーケンス制御を簡素化できる出力電圧トラッキング機能も提供し、高い信頼性を持つシステム構築を実現できます。
*『TPS62510』の主な特長などは、添付資料をご参照ください。
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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
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