矢野経済研究所、「企業向け研修サービス市場」に関する調査結果を発表
企業向け研修サービス市場に関する調査結果2006
◆調査要綱
矢野経済研究所では、企業向け研修サービス事業者の現況と戦略動向を調査するとともに、大手企業(ユーザー側)が現下行っている研修の実態とそのニーズを調査し、研修サービス市場の市場規模、市場構造(研修形態別/研修内容別/事業者分類別)、市場の課題、今後の市場展望をまとめた。
1.調査対象:研修サービス事業者、一般企業
2.調査期間:2006年4月20日~7月7日
3.調査方法:研修サービス事業者に関しては研究員による面接を主体とした取材を実施。
主要事業者24社の事業戦略詳細と約180社の事業データを調査した。一般企業に関しては上場企業1,500社対象に郵送アンケートを実施。回収した98社(回収率6.5%)のデータを元に、研修需要を分析した。また、2年前、4年前に行った同様の調査データとの比較効果を行った。
◆調査結果サマリー
★05年度、企業向け研修サービス総市場規模は5,240億円(前年比8.0%増)。
★景気回復の恩恵を受け、企業向け研修サービス市場は更に拡大基調に。
★IT ベンダー系研修事業者は低調であったが、学校法人・社団法人系の研修事業者、コンサルティング系の研修事業者が好調で、市場規模拡大に寄与。
★階層別では、新人研修、経営幹部向け研修が好調。内容別では、会社法等の法令関係のセミナー、ファシリテーション、コーチング等の対人スキル系の研修が好調。
★ユーザー企業調査の対象となった上場企業のうち、57.1%が過去2年間に研修予算を増額。
87.8%が研修予算に関して今後、現状維持または増額を予定。
◆資料体裁
資料名:企業向け研修サービス市場の実態と展望2006
発刊日:2006年7月18日
体裁:A4版 260頁 定価:105,000円(税込)
○株式会社矢野経済研究所
所在地:東京都中野区本町2-46-2
代表取締役社長:水越孝
設立:1958年3月
年間レポート発刊:約250タイトル
URL: http://www.yano.co.jp/
調査結果の解説(*添付資料参照)