ネットジャパン、データ完全消去ツール「NetJapan Disk Wiper 7.0」を発売
(株)ネットジャパンがエンタープライズ市場向けに
データ完全消去ツールのNetJapan Disk Wiper 7.0を8月16日から出荷開始
(株)ネットジャパン(本社:東京都千代田区神田紺屋町8番、代表取締役:蒋 冠成,資本金:5000万円)は、エンタープライズ市場向けにデータ完全消去ツールの「NetJapan Disk Wiper 7.0(ネットジャパンディスクワイパー7.0)」(以降、Disk Wiperと言います)を2006年8月16日から出荷開始します。
【 製品の概要 】
個人情報の漏洩が大きな社会問題になっている昨今、パソコンのリサイクルや廃棄の際などに、ハードディスク内に残っている重要なデータを第三者に復旧されないように、細心の注意が必要です。企業や官公庁で使用されていたパソコンのハードディスクを適切に処置していない場合、プライベートな情報から企業機密、国家機密に関る情報まで、重要なデータが残ったままになっています。また、個人ユーザーであっても、通信記録、銀行口座情報、クレジットカード番号、財務記録などの重要なデータの保管場所としてPCを利用しているケースが多くなっています。通常、OS上からパソコンのハードディスク内のファイルを削除(ごみ箱を空に)したり、ハードディスクをフォーマットしたりすることで、データは消去されたと考えてしまいがちです。しかし、実際はこれらのファイルはハードディスクから完全に消去されているわけではなく、削除したファイルへの参照を無効にしているだけにすぎません。つまり、削除したはずのファイル内容そのものはハードディスク内に残っており、復旧ソフトやハードウェアベースの復旧ツールなどを使えば、簡単に復元されてしまうのです。
Disk Wiperは、個々のパーティション、ハードディスク全体(IDE、SCSI、SATA、USB、その他)のデータを完全に消去できる、高速かつ信頼性の高いソリューションです。
【 Disk Wiperの主な機能 】
■ウィザードとユーティリティを実行できるランチャにより簡単操作
Disk Wiperはウィザードベースの簡単な操作でディスクの消去を行うことができます。「ランチャ」と呼ばれるメイン画面から、ウィザードとユーティリティを使ってプログラムの設定項目を指定したり、動作環境やハードディスク構成を画面で確認したりしながら作業ができます。
■ハードディスク/パーティションの完全抹消により最高レベルのセキュリティを実現
Disk Wiperは、ハードディスク/パーティションを完全に抹消します。抹消処理により、ブートストラップコードや他のシステムサービス構造を含む、ディスク上のすべての情報が完全に消去されるため、最高レベルのセキュリティを実現できます。Disk Wiperでは、政府や軍用の主要な抹消方式に加えて、ユーザー独自の抹消方式を作成することもできます。
■多様な抹消方式を用意
復元できない方法でディスク上のすべての情報を抹消するために、Disk Wiperでは多様な抹消方式が用意されています。
・米国国防総省準拠 DoD5220.22-M 方式
・米国海軍準拠 NAVSO P-5239-26-RLL 方式
・米国海軍準拠 NAVSO P-5239-26-MFM 方式
・英国 Infosec Standard No.5(Enhanced)方式
・ドイツ VSItR 方式
・オーストラリア ASCI 33 方式
・ロシア GOST R 50739-95 方式
・グートマン(Peter Gutmann)方式
・Bruce Schneier 方式
・NetJapan 方式
■抹消用ディスクの作成
DOSバージョンのDisk Wiperを使用する、起動用メディアを作成できます。現在使用しているオペレーティング システムから起動できなくなった場合でも、このメディアからシステムを起動して、すべてのディスク情報を消去できます。DOSバージョンは、Windowsバージョンとはインターフェイスが異なりますが、DOS環境のもとで、XPに似た環境と機能を使用できます。
■スクリプトを組み込んだCDでデータ抹消を自動化
Disk Wiperでは、スクリプトを組み込んだCDを使って、ハードディスクのデータ抹消を自動的に実行させることができます。
■パーティションの作成/フォーマット/削除機能
Disk Wiperでは、FDISK互換のパーティションを新規作成できます。ディスクを再利用した場合、パーティションを消去した後、完全にクリーンな状態で新規パーティションを作成する際に便利な機能です。Disk Wiperでは、FAT12 / FAT16、FAT32、NTFSのファイル システムのパーティションをフォーマットできます。また、FDISK互換のハードディスク上のパーティションを削除できます。パーティションの情報をパーティションテーブルから削除して、そのパーティションが使用できないようにします。削除された領域を使用して、パーティションを新規に作成できます。削除したパーティションの内容はディスクから消えるのではなく、オペレーティングシステムで使用できなくなるだけです。
■ドライブレターの割り当て/削除機能
Disk Wiperでは、既存のフォーマット済みパーティションにドライブレターを割り当てたり、ドライブレターを削除することができます。あらかじめフォーマットしたパーティションのドライブレターを固定したい場合に便利です。
■ハードディスク管理(MBRの更新)
MBR(マスターブートレコード)内の現在のブートストラップコードに標準のブートストラップ コードを上書きできます。この機能を使用して、ブートウィルス攻撃や、ブート管理ソフトウェアの誤動作によって損傷したハードディスク上のブートコードを修復できます。
■ディスク表面のテスト
既存のパーティションと未割り当て領域に対してディスクの表面テストを実行できます。
■セクタの表示
既存のパーティションのセクタを表示する機能があります。この機能を使用して、各セクタの内容を表示して、抹消が正しく行われたかどうかをチェックすることができます。
【 必要なシステム環境 】
1.オペレーティングシステム:Windows 2000 Professional/XP Professional/Server 2003
2.CPU:300MHzのクロックスピードを備えたIntel Pentium CPU、または同等のCPU
3.メモリ容量:128MBのRAM
4.ハードディスク容量:40MBの空き領域があるハードディスクドライブ
5.モニタ:SVGAビデオアダプタ/モニタ
6.その他:マウス、Internet Explorer 5.0 以上
【 販売価格と販売見込み 】
(※ 関連資料を参照してください。)
(株)ネットジャパンでは、Disk Wiperを直販、またはネットジャパンが契約しているインテグレータ、パートナー、大手流通を通じて販売し、一年間で5000万円の売上を見込んでいます。
【 お問い合わせ先、商標 】
●お客様からのお問い合わせ先は、(株)ネットジャパン 法人営業部までお願いします。
(TEL)03-5256-0855 (FAX)03-5256-0856 E-mail:corporate@netjapan.co.jp
*Disk WiperはParagon Software Groupの商標です。本ニュースリリースで記載されているその他の製品は各社の商標あるいは登録商標です。