帝人ファイバー、床ずれ防止効果のある愛犬用高機能マット「タフィー」を発売
真夏でもワンちゃんが快適に過ごせる！
愛犬用高機能マット「タフィー（Ｒ）」の開発と発売について
帝人ファイバー株式会社（本社：大阪市中央区、社長：唐澤 佳長）は、床ずれ防止効果のある愛犬用高機能マット（敷き布団）「タフィー（Ｒ）」を開発し、８月１０日より専用のホームページおよびコールセンターを通じて発売することとしました。
「タフィー（Ｒ）」は、帝人ファイバーが特許を保有する技術を応用したもので、みなとよこはま動物病院理事長の 永岡 勝好 先生（日本大学 生物資源科学部 獣医学科講師、獣医学博士）の指導のもと、各種試験を経て共同開発した愛犬用高機能マットです。優れた体圧分散性と通気性、適度なクッション性、快適な休息効果や床ずれ防止効果、立ち上がる際に負担となる滑りやすさの軽減効果などが特徴で、健康な犬はもちろん、高齢犬や要介護犬も快適にリラックスして過ごせるように開発しました。
なお、「タフィー（Ｒ）」の開発については、８月１９日・２０日に京都で開催される日本小動物獣医師会主催の２００６年年次学会で、帝人ファイバーより発表する予定です。
（※参考画像あり）
詳細は下記のとおりです。
記
１．開発の背景
（１）日本国内ではペットブームが続いており、特に家庭で飼われている犬は、１９９０年代後半以降急増し、昨年は１３００万頭を超えました。
（２）こうした中で、家族の一員である愛犬のケアに費やす時間や費用も拡大しており、怪我、病気、高齢化などの介護負担も増大しています。特に高齢犬が寝たきりになるケースは増えており、予防の観点からも、愛犬にとっての健康や快適性に配慮した寝具のニーズが高まっています。
（３）元来、犬は体温が高いため、夏季は寝具を嫌って床に寝ることが多くなりますが、寝たきりとなった犬がフローリングの床で寝続けると、１週間程度で床ずれが発症すると言われています。これに対し、犬が夏場に快適に過ごせる寝具はほとんどないというのが現状です。
（４）帝人ファイバーでは、こうしたニーズを踏まえて、２００４年より愛犬用マットの開発に取り組み、２００５年には製品のモニタリング、２００６年には動物病院で試験を行い、高い体圧分散性や通気性などに優れた愛犬用マットを開発することに成功したものです。
２．商品の特徴について
（１）素材はポリエステル６５％、ナイロン３５％。軽量で持ち運びがしやすく、洗濯可能で乾きも速いため、取り扱いが簡単です。
（２）空気を包むようにアーチ状の織物を重ねた構造体です。身体にかかる圧力を中空のアーチが支えて体圧を適度に分散し、理想的な寝心地で寝疲れ、寝ダコ、床ずれを防止します。
（３）質量の９６％が空気です。そのため通気性が良く、体温を逃がすことにより、夏でも涼しく快適に過ごすことができます。
（４）素材が滑りにくくなっているため、立ち上がる際に滑って前足関節部に負担がかかることを軽減します。
（５）噛んでもちぎれにくく、長期間使用可能です。さらに、爪による掻きむしりなどが心配な場合は、薄くて、破れにくく、滑りにくい素材を使用した夏用カバーも用意しています。
（６）一方、冬は高密度な冬用カバーを使用することにより、空気を逃がさず保温性を高めることができます。
３．商品の構成（＊添付資料参照）
４．販売方法
（１）２００６年８月１０日より、次の販路にて販売を開始します。
■「タフィー（Ｒ）」専用ホームページ（http://www.tuffy.jp）
■「タフィー（Ｒ）」専用コールセンター
【電 話】０１２０－１１１－２０５（月～土：８～２１時、日・祝日：８～１７時）
【ＦＡＸ】０１２０－３５３－８８８（２４時間自動受信）
（２）商品は宅配便で、代金引換にてお届けします。
５．今後の展開
（１）本年度は約５千万円、３年後には約５億円の売上を目標としています。
（２）２００７年度からは市場の反応を見ながら販路を拡大し、また、旅行などの移動に適したアイテムなど、様々な用途に向けて展開を図っていきます。
（３）今後、地域・用途を絞りながら、海外展開も図っていく計画です
以 上