2006/08/09 日本産業機械工業会、６月の環境装置受注状況を発表

日本産業機械工業会、６月の環境装置受注状況を発表

平成１８年６月　環境装置受注状況


　本月の受注高は、４１２億７，９００万円で、前年同月比１０５．８％となった。


１．需要部門別の動向（前年同月との比較）

（１）製造業
　石油石炭、窯業、鉄鋼向け集じん装置、化学、非鉄金属向け産業廃水処理装置の増加により１１７．４％となった。

（２）非製造業
　電力向け産業廃水処理装置、その他非製造業向けごみ処理装置関連機器の増加により２００．６％となった。

（３）官公需
　下水汚水処理装置、し尿処理装置、汚泥処理装置の減少により、９７．７％となった。

（４）外需
　排ガス処理装置、下水汚水処理装置、事業系廃棄物処理装置の減少により５５．０％となった。
　（なお、外需は月により変動が大きい。）


２．装置別の動向（前年同月との比較）

（１）大気汚染防止装置
　石油石炭、鉄鋼向け集じん装置の増加により１２６．２％となった。

（２）水質汚濁防止装置
その他製造業向け産業廃水処理装置、官公需向け下水汚水処理装置、し尿処理装置、汚泥処理装置の減少により９１．７％となった。

（３）ごみ処理装置
　官公需向け都市ごみ処理装置の増加により１１６．７％となった。

（４）騒音振動防止装置
　官公需向け騒音防止装置の減少により、前年同月を下回った（比率は今月の受注金額がマイナスのため計上できず）。


＊　関連資料　参照
（表１）　環境装置の需要部門別受注状況
（表２）　環境装置の装置別受注状況
（表３）　平成１８年６月　環境装置需要部門別受注額

● 関連リンク

• （社）日本産業機械工業会　ホームページ