ソニー・クリエイティブプロダクツとテレビ東京ブロードバンドなど、「チェブラーシカ」の商品化事業を推進
チェブラーシカ事業本格始動
ソニー・クリエイティブ プロダクツが商品化を推進!
株式会社ソニー・クリエイティブ プロダクツ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:古川愛一郎)は、チェブラーシカ・プロジェクト[代表:テレビ東京ブロードバンド株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:髪林孝司)]と、キャラクターコンテンツ「チェブラーシカ」の日本における商品化事業の推進につき合意いたしました。これにより、チェブラーシカ・プロジェクトの総合版権事業の要となる商品化事業のさらなる強化を目指します。
■「チェブラーシカ」について
「チェブラーシカ」とは、1967年に出た「わにのゲーナ」というエドゥアルド・ウスペンスキーが書いた児童文学をもとに、アニメーションの巨匠、ロマン・カチャーノフの手によって制作されたコマ撮りのアニメーション映画に登場するキャラクターです。1969年~1983年にかけて計4本の短編映画(各20分ほど)が制作されました。その後、ロシアでは知らない人はいないほど、国民的キャラクターとして40年近くも愛され続けています。原作は、日本で2001年に書籍で紹介され、その後、2002年に平凡社から「チェブラーシカ、ワニのゲーナとおともだちの家」が正式に出版されました。また、2001年には渋谷の「ユーロスペース」で映像が公開され、話題になりました。
■チェブラーシカ・プロジェクトとは
2006年3月15日、テレビ東京ブロードバンド株式会社を幹事として、株式会社フロンティアワークス(本社:東京都板橋区 代表取締役:及川武)と日本民法上の組合「チェブラーシカ・プロジェクト」を発足いたしました。「チェブラーシカ」に関係する全ての、また、あらゆる形での権利保持者と交渉し、ワールドワイド(旧ソ連地域を除く)、オールメディアで包括的なライセンスを保有しております。
■各社の役割について
☆ソニー・クリエイティブ プロダクツ
日本国内における商品化事業を中心とし、企業PR、キャンペーン、イベントなども含めた「チェブラーシカ」の展開を図ります。来春より、全国有名雑貨店や直営店m.i.x!での取り扱いからスタートし、文具、雑貨、タオル、食器、書籍、玩具、菓子、食品、飲料、衣料など様々な分野で、商品化およびライセンス事業を行ってまいります。
☆テレビ東京ブロードバンド
「チェブラーシカ」の包括的ライセンスを管理する任意組合「チェブラーシカ・プロジェクト」の幹事として、トータルでのキャラクター展開のプロデュース、プロモーションを担当します。今後の商品展開に合わせ、インターネット、モバイル、ラジオ等を組み合わせたメディアミックスによるキャラクターの露出を行ってまいります。
☆フロンティアワークス
株式会社アニメイトのグループ会社。今後の商品展開に伴い、既存映像における興業・放送・公衆送信・ビデオグラム化など、「チェブラーシカ」の映像事業全般を担当します。
■今後の展開について
本合意に基づき、各社は「チェブラーシカ」を、20代女性を中心に、たくさんの方に愛されるキャラクターに育成していきたいと考えております。
なお、ソニー・クリエイティブ プロダクツにおける2008年3月末迄での商品化売上目標は、市場規模で5億円を目指しております。
(C)Cheburashka Project
<チェブラーシカ>
南国のジャングルからオレンジの箱に入ってやってきた、サルのようなクマのような正体不明の不思議な動物。自分が誰なのかよくわかっていない。好奇心旺盛で何でもやりたがり屋さん。また人一倍頑張り屋でもある。やさしくて思いやりたっぷりな性格で誰からも愛される存在。
※チェブラーシカとはロシア語で「ばったり倒れ屋さん」と言う意味。