新日本石油、東京ディズニーランド内の中央救護室に家庭用燃料電池を設置
東京ディズニーランド内の中央救護室に燃料電池の設置が決定!
LPガス仕様1kW級家庭用燃料電池「ENEOS ECO LP-1」
当社(社長:西尾 進路)は、10月20日(金)、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)を運営する株式会社オリエンタルランド(社長:福島 祥郎)と燃料電池設置契約を締結し、東京ディズニーランド内の中央救護室にLPガス仕様1kW級家庭用燃料電池「ENEOS ECO LP-1」を設置する事を決定しましたのでお知らせいたします。
当社は、1983年の東京ディズニーランドの開園当初からオフィシャルスポンサーとして、東京ディズニーランドでは「ジャングルクルーズ」、東京ディズニーシーでは「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」を提供しております。
この度、両社は長年に亘る信頼関係をもとに、燃料電池設置による環境対策を共同で検討し、その成果として今回の設置となりました。
燃料電池の特長である環境性や経済性を活かし、今回設置する「ENEOS ECO LP-1」で作られた電気とお湯は、パーク内でご気分が悪くなった方や、お怪我をされた方の応急処置を行う中央救護室内で使用されます。
当社は、多くのお客様が訪れる大規模テーマパークの東京ディズニーランドに、「ENEOS ECO LP-1」を設置することで、様々なお客様に燃料電池のすばらしさや必要性をご理解いただき、認知度向上による普及促進を図っていきます。
また、今回設置する「ENEOS ECO LP-1」をはじめとする当社の燃料電池を、大規模テーマパーク内の施設や公共施設等、一般家庭以外への設置も積極的に提案し、地球環境に優しい燃料電池システムの普及に向けた取り組みを行ってまいります。
【 商品概要 】
当社は、今回設置するLPガス仕様1kW級家庭用燃料電池「ENEOS ECO LP-1」の他、灯油仕様1kW級家庭用燃料電池「ENEOS ECOBOY」も商品化しております。
●「ENEOS ECO LP-1」の仕様
(1)定格発電出力 750W
(2)エネルギー効率 発電効率36%(LHV※1)
熱回収効率42%(LHV※1)
総合効率78%(LHV※1)
(3)貯湯槽容量 200リットル
(4)燃 料 LPガス
(5)大きさ 発電ユニット:幅1,000X高さ1,000X奥行き450mm
貯湯ユニット:幅750X高さ1,900X奥行き440mm
●「ENEOS ECOBOY」の仕様
(1)定格発電出力 950W
(2)エネルギー効率 発電効率35%(LHV※1)
熱回収効率46%(LHV※1)
総合効率81%(LHV※1)
(3)貯湯槽容量 200リットル
(4)燃 料 ENEOSFC灯油(燃料電池専用灯油)(一般灯油は使用できません)
(5)大きさ 発電ユニット:幅900X高さ950X奥行き350mm
貯湯ユニット:幅640X高さ1,990X奥行き740mm
※1:Lower Heating Valueの略称。低位発熱量。燃料の持つ発熱量から、燃料の燃焼に よって生じる水蒸気の凝縮潜熱を差し引いた発熱量のこと。
以 上