テルウェル東日本、映像配信により介護予防を支援する「はつらつ製造器」のASPサービスを開始
映像配信により介護予防を支援する「はつらつ製造器」のASPサービスを開始
-介護予防に特化し、従来の1/2の価格で10倍のユーザへ提供が可能-
テルウェル東日本株式会社(以下、テルウェル東日本、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:笹倉信行)は、自治体および介護事業者向けに、介護予防に特化した低価格の介護予防支援ASPサービス「はつらつ製造器」(以下、本サービス)の提供を、11月1日(水)より開始します。
本サービスは、介護予防事業の普及を目指し、映像配信により介護予防を支援するASPサービスです。本サービスのシステムは、エヌ・ティ・ティ アイティ株式会社(以下、NTTアイティ、本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:岡田和比古)が開発を行い、サービスのバージョンアップおよび保守運用も同社が担当します。
本サービス開始の経緯
テルウェル東日本では、他に先駆けて自治体および介護事業者向けに、多地点TV会議と映像配信を組み合わせた介護予防支援ASPサービス「はつらつ製造器FV」を提供・販売してまいりましたが、利用料金の低価格化、一度に利用できる利用者数の制約改善が強く望まれていました。本サービスでは、こうしたご要望にお応えするため、NTTコミュニケーションズ株式会社のスマートコンテンツデリバリー(SCD)(注)を利用したシステム構成を導入。デイサービスセンタなど、各拠点の運動教室では必要性が低い運動映像蓄積機能等を省略することで、従来の約2分の1となる低価格化(月々49,800円[税込み52,290円])を実現しました。また、1サーバ当り100端末というサービス制約を改善し、10倍の1000端末への同時サービス提供を可能としました。これにより、介護予防市場への広範な普及を目指します。
(注)NTTコミュニケーションズ グローバルIPネットワークサービス
http://www.ntt.net/
本サービスの特長
1・「寝たきり」の原因となる転倒骨折・尿失禁・口腔疾患などを予防
転倒骨折予防をはじめ、尿失禁予防、口腔機能向上、フットケアのレクチャー映像、運動映像、レクリエーション映像を80種類以上用意しています。高齢者の体の状態に応じた多様な介護予防コンテンツを配信するサービスです。
2・多彩なコンテンツから利用者のレベルに合わせたメニューを選択
転倒骨折予防プログラムでは、(1)要支援から要介護4程度までの高齢者用の基礎編、(2)地域支援事業における特定高齢者用の初級編、(3)一般の高齢者用の上級編、(4)太極拳を、それぞれ12種類以上用意しています。体に負担をかけない簡単なものから、少しずつ負荷をかけるものへのレベルアップすることが可能で、無理なく介護予防に取り組めるよう配慮されています。
3・専門家の監修によるわかりやすく、定評のあるコンテンツを提供
コンテンツは東京都老人総合研究所の専門家の監修を受けて制作された信頼性の高い内容となっています。介護事業者は、このサービスを利用することで、経験の少ない介護職員でも十分に対応することができます。
4・健診機能で集計・分析が容易に
厚生労働省の「基本チェックリスト」と東京都老人総合研究所編「おたっしゃ21」に対応した健診機能を搭載しています。手軽に健診データの集計・分析が行え、健診結果も出力できます。
5・通常の光ブロードバンド環境で利用可能
Bフレッツなどのブロードバンド環境とPC(WindowsXP)があれば、簡単に利用できます。
想定ユーザ
デイサービスセンタや有料老人ホームなどの介護事業者および保健福祉センタなどの自治体での利用を想定したサービスです。
図 サービス利用例
※添付資料を参照
価格
49,800円/月 (税込み52,290円/月)
販売開始日
販売開始: 平成18年11月1日(水)