アイティフォー、監視システム「ナイスビジョン」の新コンセプト「ISC」を発表
カメラ映像を解析して不審者や不審物を自動検知
ナイスビジョンの新コンセプト「インテリジェント・セキュリティ・サイクル」
~モニター監視は「犯人探し」から、「犯罪防止」のステップへ~
アイティフォーは監視カメラの映像を解析して不審者や置き去り危険物(不審物)を検知し、赤い丸で囲ってアラームを発信する監視システム「ナイスビジョン」の新コンセプト「インテリジェント・セキュリティ・サイクル」(以下、ISC)を発表します。ISCは従来、犯罪発生後の犯人探しツールに終始していた録画映像を、犯罪防止システムへと進化させるものです。アイティフォーではこの新コンセプトに基づき、ナイスビジョンを今後1年間で25セット、5億円の売上を目標とします。ISCは「(1)検知」「(2)確認」「(3)解析」「(4)調査」「(5)改善」の5つのサイクルから成り立ちます。
(1)検知:不審者、不審物を発見すると、それらを即時に自動検知し、モニター上で赤い囲みで目立たせると同時に、アラーム音を発信します。回転灯(パトライト)との連動機能も標準装備しました。これにより、監視者はリアルタイムで異常事態を検知することができます。
(2)確認:モニター上の赤い囲みをクリックするだけで、自動的に異常事態が発生した時点まで即時にさかのぼって再生することができます。
(3)解析:即時に再生された映像から犯罪行為が確認された場合、警備員を現場へ急行させ、犯罪行為による被害を未然に防ぐことが可能となります。また、不審物を確認した場合は、即座に避難命令のアナウンスを行うことも可能です。
(4)調査:複数の監視カメラで録画した画像を元に、不審者の侵入が多い場所の統計や、不審物が放置されやすい場所の統計を自動作成することができます。
(5)改善:調査の結果、不審者が侵入しやすい場所へ柵を設けたり、不審物が放置されやすい場所へ警備員を配置したりすることで、犯行を未然に防ぐための改善を行うことができます。
「(5)改善」の終了後、再び、「(1)検知」のステップへ戻り、これらをサイクルとして繰り返すことで、犯罪や爆発物で被害が出る可能性を減少させてゆくことが可能となります。
< 本件に関する詳しいご説明とお客様からの問い合わせ先 >
CTIシステム事業部 営業推進部
TEL:03-5275-7919 FAX:03-5275-7921
【 株式会社アイティフォーの概要 】
代表者:代表取締役社長 須賀井 孝夫
本社所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
創 業:1972年12月2日
東証第一部(4743)
事業内容:システムインテグレーター(システム構築)
年 商:116億3,100万円(2006年3月期)
URL:http://www.itfor.co.jp/
電 話:03-5275-7841(代表)