三菱電機、特定人物を検出する三菱デジタルレコーダー用のパソコン再生・通信ソフトを発売
監視中のリアルタイム画像から特定人物を検出
三菱デジタルレコーダー用 パソコン再生・通信ソフトウエア「DX-PC55EXP」
発売のお知らせ
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、デジタルレコーダー「D'recoシリーズ」のオプションとして、監視カメラで撮影しているリアルタイム画像の中から、特定の人物を短時間で検出する「三菱デジタルレコーダー用パソコン再生・通信ソフトウエア DX-PC55EXP」を2007年3月25日から発売します。
【 発売の概要 】
製品名:三菱 デジタルレコーダー用パソコン再生・通信ソフトウエア DX-PC55EXP
主な仕様: 1カメラ入力対応
リアルタイム人物顔認証機能、人物顔検索、人物行動検索機能
WindowsXP/2000対応
希望小売価格(税込):630,000円
発売日:3月25日
月産本数:25本
【 発売の狙い 】
金融機関や流通店舗、駅構内および公共施設等におけるセキュリティー需要が拡大するなか、映像監視システムには、リアルタイムに特定人物を検出する機能が求められています。また、費用を削減するため、より少ない監視要員での効率的な運用も重要視されています。
当社は、監視カメラで撮影した画像を記録するデジタルレコーダー「DX-TL4000/5000シリーズ」用に、記録画像から生成した顔サムネールを活用して、特定の人物を検索できるデジタルレコーダー用パソコン再生・通信ソフトウエア「DX-PC55PRO」を別売オプション品として販売してきました。
今回、記録後の画像だけでなく監視中のリアルタイム画像からも、特定人物を登録した顔のデータベースと比較しながら検出する機能を追加した「DX-PC55EXP」を発売します。リアルタイム顔認証機能を利用した記録や警報動作により、少ない監視要員での効率的な運用をサポートします。
【 新製品の特長 】
1.顔認証機能でリアルタイムに特定人物を検出、監視業務の効率を大幅に向上
従来の顔検索の対象は、デジタルレコーダーに保存した記録画像に限られましたが、新開発の画像処理アルゴリズムにより、監視中の画像を対象としたリアルタイムな人物検出が可能になりました。
本ソフトでは、監視対象画像から顔認証機能で人物の顔部分を抽出し、あらかじめ登録した顔のデータベースと照合します。該当者を検出した時点で自動的に記録を開始したり、デジタルレコーダー経由で外部警報機器を鳴動させて監視要員に伝えたりするなど、高性能かつ効率的な運用が可能です。
顔のデータベースは最大1,000人まで登録できます。
2.コピーデータからの検索にも対応
デジタルレコーダーに保存した記録画像をDVDやCDにコピーし、本ソフトをインストールしたパソコンで検索可能です。支店などで記録した監視画像のコピーを、本店のPCで検索することなどが可能です。
3.既設システムにも簡単に導入可能
既に当社製デジタルレコーダー※1をお使いのお客様には、パソコンに本ソフトをインストールするだけで、簡単にリアルタイム検出機能を導入できます。
※1:通信機能を有する当社製デジタルレコーダー「D'recoシリーズ」
検索画面例とシステム構成例 (*添付資料参照)
【 製作担当工場 】
三菱電機株式会社 京都製作所
〒617-8550 京都府長岡京市馬場図所1
TEL:075-958-3245 FAX:075-958-3730
【 お客様からのお問い合わせ先/資料請求先 】
三菱電機株式会社 通信第二部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-3-7(東京ビル13階)
TEL:03-3218-6401 FAX:03-3218-6455
監視カメラ製品紹介ホームページ http://www.MitsubishiElectric.co.jp/cctv
【 主な仕様 】(*添付資料参照)
【 商標関連 】(*添付資料参照)